どうしても母乳が出なくて悩んでいるママ、母乳が出るようにしたいママにはお役に立てるかも知れません。
完母で育てたい、完母を目指しているわけではないけれどできるなら母乳で育てたい。母乳を飲ませたい理由は様々だとは思いますが、母乳が出るにこしたことはありません。
授乳で消費されるエネルギーは約500キロカロリーと聞いた私は、自分の体重管理のためにも我が子には母乳をできるだけあげたいと思っていたものの、おっぱいが出なくて困ったんですよね。
そこでできることは色々と試すのが私の主義。その中で、効果があったなと思えた「ハーブティー」についてお伝えします。
母乳を与えることのメリット
母乳で育てたいと思うママが多いのにはやはり母乳をあげるメリットがあるからですよね。
- 免疫を高める
- 栄養バランス
- 母体の回復
- スキンシップ
<免疫を高める>
母乳には細菌やウイルスから体を守る免疫抗体が豊富に含まれているそうで、とくに初乳にはママがもつ免疫を引き継ぐための成分が入っているそうです。生まれて間もなくの赤ちゃんは家にずっといるので病気になりにくいということもありますが、ママの免疫で守られていると考えることもできそうです。
<栄養バランス>
赤ちゃんは半年以上、母乳だけで十分成長していけます。そう考えると、母乳は赤ちゃんにとって必要な栄養素をバランスよく含んでいることがわかります。
<母体の回復>
乳首を吸われることで子宮の収縮が促されて、ママの体の回復を早めてくれます。
<スキンシップ>
母乳をあげることになればママと赤ちゃんのスキンシップが自然ととれます。これって結構大事で、赤ちゃんとスキンシップを多くとることで赤ちゃんに安心感を与えられますし、何より自分も安心できます。母乳を飲んでいるときの赤ちゃんって本当に可愛い。
母乳が出ない原因
原因は人それぞれであることはたしかですが、調べた中で私が気になったことが1つ。それはママの気持ちが大きく左右するということです。
赤ちゃんに母乳をあげなきゃという気持ちや、母乳が十分に出ていないのかもという不安があると母乳が出づらくなるということが実際にあるそうです。赤ちゃんが母乳を飲もうとしないことがあった、母乳が出ていないと感じてしまう、母乳を与えるときに痛みを感じてしまって嫌になるなど、母乳哺育でちょっとした失敗からママが自信を失ってしまうそうなんです。
たしかに、振り返ってみると自分にも当てはまるところがありました。
母乳を出すためにハーブティー
母乳が出ない原因はさまざまですが、出ないことに悩むより、出すようにできることが取り組むことが大切だと思い、母乳を出すのによいと言われているハーブティーは色々ありますが、1つ試しに購入してみました。
今回私が選んだのは、ママセレクトの”meguru”(めぐる)です。
mother`s milk meguruは、母乳育児をサポートするハーブティーです。安心・安全にお召し上がり頂けるように、厳選した10種類のハーブを使用しています。
引用元:ママセレクトmeguruパッケージ裏面より
10種類のハーブを個別に摂るのは大変ですが、全てをいっぺんに摂ることができるのは嬉しいです。詳細についてはこのあと詳しく。
母乳のための10種類のハーブティー
- ごぼう
- ネトル
- ハイビスカス
- たんぽぽの根
- レモングラス
- ルイボスティー
- フェンネル
- ハニーブッシュ
- ローズヒップ
- カモミール
ごぼう/デトックス効果でむくやみ便秘改善、血行促進、ストレス緩和など
ネトル/貧血予防、鉄分不足に
ハイビスカス/カリウムが豊富
たんぽぽの根/ビタミン・ミネラル豊富、血液を浄化するサポート代謝もアップ
レモングラス/抗菌・殺菌作用があり、赤ちゃんの健康にも効果的
ルイボスティー/ミネラルが豊富、美しいママでいることができる美容効果あり
フェンネル/女性ホルモン活性化、消化不良や便秘、お腹が張っているときなどに効果的
ハニーブッシュ/鉄・カリウム・亜鉛・マグネシウム・エストロゲンが豊富、中でもエストロゲンは美人ホルモンとも呼ばれている
ローズヒップ/植物の中でも特にビタミンCが多く含まれている。食物繊維・鉄分・カルシウム・ポリフェノール
ハーブティーを試してみたレビュー
ハーブティーって結構好みがでるものだと思っていますが、meguruはどうでしょうか。よくAMOMAと比較されていますが、飲みやすさで言えば断然meguruでした。
味・香り
香りは、レモングラスが一番感じられます。
飲んでまず思ったのが、”ごぼうの味”。ごぼう茶を強く感じました。レモングラスの匂いを感じたので味にもと思いましたが、そうでもありませんでした。レモングラスが苦手な夫でも飲めました。とてもさっぱりしていて、飲みやすいです。癖のない味です。
1日に飲む量とタイミング
おすすめの飲むタイミングは授乳前の1時間~2時間前だそうです。私もこの指示にしたがってしっかり飲んでいました。
ハーブの力を効果的に取り入れるためには、常にハーブティーが、からだをめぐっている状態を保つのがコツだそうです。4時間から6時間おきに1杯200ml~500mlが目安。
1回で500ml飲み切ることが難しかったので、余った分はそのままティーポットに入れて、ちょびちょび飲んでいました。4時間もあれば飲み切れちゃいます。
作り方
超簡単です。紅茶やほかのハーブティと変わりません。1パックで200ml~500ml作ることができます。
- 熱湯を90度以上に沸かします。
- ティーポットまたは大きめのマグカップに入れて熱湯を注ぎます。
- 好きな濃さになったらティーバックを取り出して、飲みます。
母乳は増えたのか
母乳は増えました。飲む前は、母乳を飲ませたあとに追いミルクで80mlほど飲ませていましたが、今は追いミルク10~20mlもあげたらお腹いっぱいになって飲みません。
結果として、以前よりも母乳が出ているんだなと思っています。
ハーブティー飲んで感じたメリット
- 1日の水分量が増えた
- 体を温めることができた
- リラックスできる時間を確保できた
必ずしもハーブティーである必要はないかなと(笑)私は味が気に入りましたし、実際いい意味でハーブティーを飲むことが義務化されたこともあって水分をとる量が格段に上がりました。
一番のメリットは”ママとして私頑張ってる”と自覚できたことです。母乳がでないとほんと自信を無くしちゃうんですよね。そういう時期だってあるのに。失いかけてた自信を取り戻すことができたのは本当によかったです。
母乳が出ないときにハーブティーを試してみたのまとめ
まさか母乳で悩むことになるとは思っていなかったのです。私は完母にこだわっていなかったので、ミルクも普通に飲ませていました。ただ、母乳が出ないと「あー私はダメなママなのかな」とちょっと悩んでしまって。
でも、悩んでも仕方ないので、できることはやってみようと気持ちを切り替えました。やることがあると、それに取り組んでいるときは、自然と不安も小さくなりますし、いい循環に入ることができます。気持ちにもだいぶリラックスできるというか。
ハーブティーが全てのママに合うかは分かりませんが、味が苦手で飲めないというわけでないなら、水分を1日で十分とれるようになることにもつながりますよ。水や白湯を1日2リットル近くとるのは無理ですから・
ちなみにハーブティーで母乳が出るようになるという根拠になるような論文を探しましたが、見付けることはできませんでした。
研究論文という点では、ママがリラックスできる環境は大切だと言われています。ストレスが少ない状態だと、母乳が出る量は増えます。
母乳を出すためによい環境を自分で整えるという点では私にとってはとても効果があったと言えます。実際プラシーボ効果もありますからね。
何にせよ、結果として出たという事実は私にとってありがたかったです。
ママの悩みが少しでも和らぎますように、応援しています。