「誰じゃ~鼻にワサビ突っ込んでくる奴は!?」って言いたくなるくらい、毎日ツーンした恥骨痛に悩まされています。
もうホント、恥骨のあたりから頭のテッペンに向けて「ツーンとした痛み」で涙がでちゃう、だって女の子だもん。
臨月に入ってから、夫との会話は「ねぇ~恥骨が痛い」こう問いかけることが増えています。
ちと迷惑かも(笑)。
さらにちょっと理解して欲しい(チラッ)。
そして叫びたい、「痛いんじゃ~」と。
恥骨痛になった人にしか分からないであろうこの痛み。
何とも耐え難い恥骨痛に悩む。
ほんとに何にもできない。
掃除、洗濯、料理・・・。
痛みがピークのときは寝るしかない。
・恥骨の場所がわかる
・恥骨あるあるに共感できる
・痛みを改善するための方法がわかる
私の体験が役に立てば幸いです。
恥骨痛はどこが痛い
恥骨痛と考えられる場所はどこか?
恥骨はこの赤く示したところです。
実際わたしも同じところが痛くなっていたかなと。
ですが、正直、どこが痛いという場所を突き止めるようりも痛みさえなくなってくれたらそれでいいんですけど。
この 恥骨が痛くなる原因は、いくつかあるみたいです。
- ホルモンの影響が関係しているようです。ホルモンのバランスが崩れるとほんと色々なところに影響を及ぼしますね。
- 体が硬い人は要注意だそうで、柔らかい筋肉を作っておかないと、体が変化していくことに耐えられないみたい。
- 姿勢が悪い。もう長年の蓄積ですよね。さらに、妊婦になって赤ちゃんの重さが加わるから余計姿勢が悪くなって変に負担がかかちゃう。
- 赤ちゃんの頭が恥骨に当たっちゃうパターンも。
どうにかできそうなのは、姿勢の改善と体の柔軟性くらいですね。それでも、すぐには変えるのが難しそうだからやっかい。
恥骨痛あるある
最初は、「なんとなくお腹が痛いな」から始まったのですが、気付けば激痛に。
恥骨痛を味わっている、味わった人にしかわからない「あるある」。
共感していただけますか。
階段をのぼれない
この階段、エベレスト級につきご用心。
10㎝、15㎝くらいの段差が登れない。
とにかく足をあげるのが辛くて辛くて。
階段の前で棒立ちしている姿を見た人がいたら、それ私です。
途方にくれますよほんと(笑)いや、笑えない。
歩けない
まさにゾンビ状態。スタスタと歩くことなんて絶対できない。おしりをちょっと突き出し、軽く前傾した状態で、ゆっくりゆっくり1歩を踏み出す。
「人間って動くのにこんなに痛みを感じることがあるのね」と、笑えてくる感じ。
ハイハイできない
立ち上がる前に、四つん這いになることありますよね。朝布団からでるときとか、もうこれが限界。
ここから動くことが厳しすぎる。
片手を動かすと、ツーン。動きが止まる。
「ここからどうする、私?」
「手を動かす?もとに戻す?」
それくらい次の行動には決断が必要です。
ゆっくりゆっくり痛みを感じない動き方はあるのか、探りながら。
周りに人がいて、傍観してたら、きっと私はスローモーションで動いているように見えることでしょう。
寝返りをうてない
たった90度角度を変えるだけなのに・・・。
肩は先に方向を変えられるけど、下半身がついてこない。
というか、動かすことで感じるであろう痛みを想像すると、体がカチッと固まるんですよね。
脳がこれ以上は動いたら危険だ!って知らせてくれているんです。多分。
ズボンと下着が着れない
片足上げて状態キープするなんて無理(笑)
何かにつかまる?つかまったはいいけど、パンツどうやって履くの?(笑)
ちょっと時が止まります。
どうしよう・・・
痛みのピークを迎えているときは、着替えることすら諦めるしかない。
どうしても痛みに耐えられないときは
人間痛みに弱い。
まして、毎日続く痛みはなおさら。
藁にもすがる思いで痛みを取り除く方法を調べるわけですよ。
その必死さたるや。
多分、ネットにあがっている恥骨に関する情報の8割は読んだと思う!
どうしても痛みに耐えられないときは、下の方法を試してみてください。
結論からいうと、即効性を求めるなら5番目のトコちゃんベルト、根本的な改善を考えると1番のストレッチ&筋トレです。
<私が試した5つの対処法>
- ストレッチ
- 体を温める
- ふとした動作に注意
- 無理は禁物という考え方
- トコちゃんベルト
❶ ストレッチ&筋トレ
ストレッチと書いた人に聞きたい。こちらは、そもそもストレッチができないくらい痛い。予防という意味ではいいんだろうけど、恥骨痛を感じてからだと時すでに遅し感も否めない。
予防に力を入れていなかった私がいけません。
とはいえ、痛みがないときからストレッチを始めました。私身体が猛烈に硬いんですよね・・・。
逆子体操のときも苦労しました。
詳しくは:「逆子体操効果あり!これで直った私のやり方・コツを伝授します!」
筋トレ。
骨盤周りの筋肉を鍛えるのがよいそうで、私が取り組んだメニューを紹介。
- 床にマットかバスタオルなどを敷きます(布団の上も可)
- 横向きに寝る。左右どちらでもOK(あとで反対でもやります)
- 床についている側の足は、軽く曲げておきます
- 離れている方の足は、まっすぐ伸ばし、床から軽く浮かせます
- 浮いている足を天井へ向けて上げていきます。45度でキープ
- 浮かせた足を元に戻します
- ゆっくり呼吸に合わせて足を上げ下げします ×10
- 2~7までが終わったら反対側も同じようにやります
痛みがないときは、お風呂から出たらストレッチ&この筋トレを。
徐々にですが、やっていなかったときよりも痛みは少なくなってきました。
❷ 体を温める
体を温めるのにも一定の効果はあるんですよ。最初お風呂入ったときは痛みが和らぐ気がして「おっ!これは」と淡い期待を覚えてしまった私。
少しすると痛みが増幅してきました。
多分ですが、血流が良くなると今度、ジンジンと痛みが強調されるんですよ。
❸ ふとした動作に気をつける
いやいや、ちょっと待って。
ふとした動作に注意って。
あなたふとした動作に注意してくださいって言われてもふとしたときなんだから注意しようがないでしょうに。
❹ 無理は禁物
また、無理は禁物って(笑)
そもそも無理ができないからこうして横になって唸っているのに、何のアドバイスになってない・・・。
大部分の方法が私の場合は効果がありませんでした(涙)
❺ トコちゃんベルト
一番即効性があったのはトコちゃんベルト!
恥骨痛用に買っていたわけではなかたのですが、トコちゃんベルトを巻くと恥骨痛に効果があると聞いて、実際に巻くようにしました。
骨盤や恥骨が歪んだり、ゆるんだりしないように骨盤ベルト自体が役に立つんですね。
もっと早く知って予防しておけばこんな辛い痛みを経験することもなかったであろう。
本当に後悔。
トコちゃんベルトじゃなくて、チコちゃんベルトとして売ってくれたらよかったのに!!
幸い、私はこれでなんとか痛みを軽減することができました。
あとは地道にストレッチと筋トレです。(痛みがないときにね)
恥骨痛のまとめ
ここまで読んでくださった方なら、痛みが分かってもらえたでしょうか。
恥骨痛は、妊婦さんが必ずなるわけではありません。しかし、なったら本当に大変です。
だから、これから臨月を迎える方は、予防に力を入れておいてほしいと切に願います。
やった方がいいことは、
- 体のゆがみを治すことと
- 骨を支える周りの筋肉を強くすること
この2点です。
臨月の時期になると出産に向けて不安との戦いもありますから、余計な痛みや心配は増やしたくないですよね。
予防に力を入れるってとても大変なことなんですけど、実際にこの痛みを味わったらぜったいにやっておけばよかったと思いますから。
ぜひ、試してみてください!