はじめのうちは、“ん?これは胎動?“と思うくらいだったのに、かなり激しく動いてる!
おなかの表面がモコモコする!と大きな変化。
妊娠週数が進むと赤ちゃんはより大きく育ち、動きもより活発になります。
胎動をはっきりと感じるようになるのと同時に、自分が感じる胎動の強さだとか頻度だとかは
「私は一般的なのかな?」
「赤ちゃんは大丈夫かな?」
と不安になることも。
今日は、胎動から赤ちゃんの元気度を感じる方法、「胎動カウント」について詳しくレポートしてみます。
胎動カウントとは?
胎動はお腹の 赤ちゃんの元気度を知るサイン。
その胎動を数えて、赤ちゃんの状態をチェックするのが、胎動カウントです。
胎動カウントの方法として、一般的なのは、10カウント法というもののようですφ(..)
赤ちゃんの胎動を10回感じるまでにかかった時間を計る方法。
とてもわかりやすいネーミング(笑)
胎動カウントをすることのメリット
赤ちゃんにも個性があって、動き方にも性格が表れると聞いてびっくり。
激しく動く子もいれば、おとなしくゆっくりと動く子もいるんだな~。それに、ママの感じ方も人それぞれですよね。
私は最初、他のママの意見を気にしすぎてしまって、比べることでとても不安になってしまったことがあります。
今考えたら、比べる必要なんてなかったんですけどね。
胎動カウントのメリットは、自分のお腹の中の赤ちゃんの記録をとり赤ちゃんの調子が分かることです。日々記録することで、変化を感じ取ることができますよ。
胎動をまったく感じない日があれば連絡してね。
妊娠6ヶ月の時の健診でも先生からこんなことを言われました。
胎動が少ない、感じられないということは、赤ちゃんがあまり動いていないということ。
胎動が感じられない時間が長いときは、赤ちゃんが弱っている可能性もあるので、先生に相談しましょう。
今まで胎動を感じていたのに、ある日突然胎動が感じられなくなることも。
可能性として何かしらトラブルが起きているということも考えられます。
胎動カウントの変化で赤ちゃんのトラブルを感じ取り、結果、命を救えたという事例もあるようです。
胎動カウントはいつから
胎動の感じ方が人によって違うように、胎動カウントを始める時期も人によって異なるようです。
赤ちゃんが小さいうちは胎動も感じにくいので、妊娠後期、妊娠30週を過ぎたあたりからカウントを始めるママが多いようです。
ちょうど産休に入る時期ですし、横になってリラックスする時間も作れますもんね。
病院によっては妊娠20週の後半くらいから胎動カウントをしましょうと勧められることもあるようです。
胎動カウントのやり方
方法はいたってシンプル。
では、実際に胎動カウントをやってみましょう(*’ω’*)
どんな動きが胎動になるのという疑問があると思います。
イメージが伝わればいいのですが、個人の体験からなので、感覚的ですいません(汗)
□ ボコッ、ボコッと蹴っ飛ばすような胎動
□ グニョグニョといった一部分の動きを感じるような胎動
□ トン、トンとお腹の内側を叩くような胎動
ピクッ、ピクッと定期的に痙攣するような胎動は、赤ちゃんのしゃっくりとのことなので、胎動としてはカウントしません。
しゃっくりをカウントしてしまうと、連続して回数を重ねてしまい、たしかにあっという間に10カウント終わってしまいます( ;∀;)
・毎日時間を決めて横になり、リラックスした状態で行う
→食後や就寝前など、赤ちゃんの動きがよく感じられる時間帯が◎
体の左側を下にして横になると(シムスの体勢)◎
・胎動を数え、10回感じるのに何分かかったかを記録する
→赤ちゃんが続けて動いているときは止まるまでを1回でカウント
やり方はこれだけです。簡単(^^)v
10カウント法で胎動を計る場合、まずは 1週間ほどの記録をつけて、平均時間を把握することが大切です。
胎動カウントの目安
赤ちゃんがよく動く日もあれば、寝ている時間が多い日もあります。
日々の記録は多少ばらつきがでますが、大体30分くらいで10回胎動を感じられる方がほとんどだそうです。
なので、次のような時は注意が必要。
・10回カウント法で1時間以上かかったとき
・時間をおいて2~3度計り、それでも30分以上かかったとき
心配事は早めに先生に相談してみましょう。結果何事もなくても、安心できるってママにも赤ちゃんにも良いことです。
実際にやってみました
晩御飯を食べ終わって一息ついた後、ソファに腰掛けて深呼吸。仰向けになるよりも、腰掛けた方がベターです。
私の場合毎日座ったまま胎動カウントをしていました。
アプリをセットして、10カウント計測開始( `ー´)ノ
今日はよく動くなあという日で、だいたい8分。
今日はおとなしい?という日で、だいたい15分。
私の場合はそんな感じでした(‘◇’)ゞ
特に胎動を強く感じられたときってどんなときだったかというと、美味しいご飯を食べたとき。
これ本当に不思議で、美味し~~♪って思うと、お腹がグリングリン動くのを感じることが何回もあって。
きっと生まれてくる赤ちゃんは、グルメになると思っています。
胎動カウントとしゃっくり
胎動カウントの回数にしゃっくりは含まれるのかどうか?
意見が分かれているようですが、
お腹の中の赤ちゃんもしゃっくりする。最初聞いて、私ビックリしました。
お腹の羊水の中で、手足を伸ばしたり、羊水を飲んだり、瞬きをしたり、口をパクパクさせたり、色々な動きをしています。
で、赤ちゃんがしゃっくりをしている時ですが、定期的にピクッピクッとする感じです。
「これはあくまでしゃっくりなので胎動としてはカウントしません。」と担当医の先生に言われました。
しゃっくりなのか胎動なのか
”そんなの分からないよ~”
という方も大丈夫。動きが全然違いますから。
実際に体験してみるとこれがしゃっくりねって感じで分かると思います。
胎動カウントにおすすめのアプリ
私が実際、どうやって10回をカウントしていたかと言いますと…10回ならすぐだし!ということで、指を折っては数えてました(笑)
カウントしている時にふと、、、
なんかこの方法、レトロ感がすごい(照)
今って令和ですよね。。。
胎動カウントのおすすめのアプリは、「胎動カウンター」、名前そのまんま笑
3種類ほど使いましたが
- 胎動カウントに特化したアプリ
- 妊婦のママさんに関わることが網羅されたアプリ
に分かれます。
iPhoneならAPP、AndroidならGoogleplayでアプリを検索してみてください。「胎動カウント」と入力すれば、いくつかアプリが出てきます。無料のもので十分です。
記録をとるだけならこれで十分。
胎動カウンターの使い方
1 スタートボタンを1回タップ
2 胎動を感じたらその都度タップを押す
3 10回タップできたらおしまい
ったこれだけです。
終わると日時、10回にかかった時間が記録されます。
かずを数えるだけなら指で数えてもいいと思うんですけど、このアプリでカウントすると毎日の記録が一目でわかるので楽チンですね!前日の胎動と比較するのも簡単です。
胎動カウンターだけじゃ物足りないという方には、「妊娠週数に合わせて成長する赤ちゃんのアニメーション」や「妊娠週数に合わせて知っておいてもらいたい情報記事」をはじめとした便利な機能が満載のアプリもあります。
胎動・陣痛カウントを含め、妊婦、出産、赤ちゃんのことまで全部に対応できちゃいます。
このアプリで感心したことは、妊娠・出産に関わるお金の手続きについてかなり詳しくアプリの中で紹介してくれることです。
お金の手続きってすごい面倒くさいじゃないですか。
お金あげないぞって思わせるくらいやたら分かりづらい。
胎動カウントだけなら、アナログ(笑)で手でカウントしてもよいですが、胎動カウンターアプリならカウント+記録も残る、さらにアプリによっては、赤ちゃんの成長から妊婦の様子、お得な情報まで手に入るのでアプリを使わない手はないかなと。
他にも多機能なアプリはあります。アプリによっては、
- みんなの調査と呼ばれる機能
- ユーザーからアンケートをとってその情報を公開
たとえば、「胎動の感じ方には個人差がありますが、赤ちゃんの胎動はどうですか?」など。
リアルなユーザーの統計がわかります。
もう一つあげると、「悩み相談」と呼ばれるいわゆるヤフー知恵袋的な掲示板。
色々な悩みが書き込まれていて、それに対してユーザーが答えてくれます。
なかなか面白いです。
臨月を迎えたころの胎動カウント
臨月が近づいてきました。
(臨月とは、出産に臨む最後の月を指し、36週から39週6日と予定日の1ヶ月前にあたります。)
臨月が近づいてくると胎動が弱くなると聞いていたのですが、私の場合そんなこともなく、胎動にこれまで以上の力強さを感じました。
もう動く時はグリングリンというよりゴリンゴリン。赤ちゃんの骨を感じる感覚です。
赤ちゃんがよく動いていることが感じられました。胎動カウントも定期的に行いましたが、あまり減ることもなく。
最速は胎動10回で2分55秒。
胎動に関しては人によって全然違うものなんだなと思いました。
まとめ
先輩ママの姉からよく、
”赤ちゃんと一体でいられる今が一番楽なんだから!”
”産まれたら大変!”
”自分のことは二の次になるから一週間顔洗えないよ!”
と言われています( ;∀;)
胎動を感じられるのも妊娠中だけ。
赤ちゃんとの時間を大切にしつつ、出産までの時間を楽しむくらいの気持ちで胎動カウントをできたらいいですね。