新生児(生後1カ月)赤ちゃんの特徴!身長・体重・能力・脳力まとめ

新生児 生後1ヶ月 特徴育児・子育ての悩み解決

これが我が子か。初めてまじまじみたとき、赤ちゃんは光り輝いていませんでしたか♪

かわいいの域はとうに超えてしまっているレベル。

毎日チュッチュチュッチュしちゃいます。

とはいっても、気になることもたくさん増えてくるのが実際のところ。

生後1カ月で気になって調べたことや体験したことを振り返りまとめてみました。

これから赤ちゃんを生むママ、生後1カ月の赤ちゃんをもつママの疑問や不安に思うことを解消できます。

生後1カ月で取り上げる内容は、身長・体重などの成長のこと、授乳時間や寝かしつけ、お風呂(沐浴)の回数などの生活リズムに関すること、下痢や便秘など体調に関することです。

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生後0~1カ月の赤ちゃんの身長・体重

まずは、赤ちゃんの基本的な情報を押さえていきましょう。

身長:男の子 49.0cm / 女の子 48.4cm
頭囲:男の子 33.3cm / 女の子 31.6cm
胸囲:男の子 31.8cm / 女の子 31.6cm

体重:男の子 3040g  /    女の子 2960g

体温: 36.7~ 37.5℃

(出典:厚生労働省 乳幼児身体発育調査

生まれてからすぐは赤ちゃんの体重が減りがちです。私も相当母乳には気をつけていましたが、健診の結果、体重が落ちてしまっていたんですよね。これはショックだったなあ。

体重が増えないのはおっぱいやミルクを飲む量よりも、汗で出ていく水分やおしっこ、うんちが多いから

だそうです。

これは心配しなくてもよくて、生理的体重減少と呼ばれるものです。だいたい生後3~4日間で元通りに。

最終的には1カ月で500g~1㎏体重が増える子が多いようです。とはいえ、子によって差はありますからあくまで目安です。

母乳ってどのくらい飲ませたのかわからないところが難点。私もあげるのがうまくないし、赤ちゃんの飲むのがあまりうまくないという。

お医者さんには、母乳のあとにミルクを追加するように言われました。母乳もミルクもこだわりがなかったので、言われるがまま母乳のあとはおいミルクをするようになったら順調に体重が増え始めました。

生後0~1カ月の赤ちゃんの能力・脳力

新生児の視力は0.01~0.04程度で、ほとんどぼやけて見えている状態です。驚きなのが30cmぐらいの距離が一番見えていること。

なぜだか分かりますか?

ママがおっぱいやミルクをあげたときに、ママの顔までの距離がだいたい30cmなんです。
そう、ママの顔をよく見るためなのです。

聴覚は胎児のときから発達しています。お腹の中にいるときから色々な音をたくさん聞いています。

赤ちゃんの脳の神経細胞は、胎内で大人と同じ数になっているのですが、それがつながっていなくて、脳の回路はこれからつながっていきます。つなげるために、色々な刺激が必要で、赤ちゃんが見たり、聞いたり、触ったりと五感をたくさん使うのがポイントです。

赤ちゃんは、起きていると腕はW字、足はM字に曲げています。いつも手足を伸ばしたり、ギュッと縮める運動をします。

面白いんですが、片手を伸ばして、片手を縮めるとかそういった部分ごとを意識的に動かすことができなくて、両手や両足が同時に開いたり動いたりします。違う動きで、右手右足が伸びて、左手左足が縮むとかも。

これって新生児特有の「原始反射」と「ゼネラルムーブメント」と呼ばれる運動なんです。

原始反射は、刺激に対して反射的に動いているだけ。ですが、この反射は超重要で赤ちゃんの命を助けるものばかりなんです。

吸啜(きゅうせつ)反射、非対称性緊急性頸反射、口角反射、把握反射、モロー反射、初期歩行など色々な反射があります。

 

エッチャン
エッチャン

かなり動画で撮りためています!!

こういった原始反射は、生後4~5カ月には消えてしまいます。一生で限られた時間だけに見られる行動なのです。

生後0~1カ月の赤ちゃんの特徴

赤ちゃんは話せませんから、気持ちを伝えるために何をするかというと”泣く”わけですよ。赤ちゃんは泣くのが仕事と言われるのはそのためですよね。泣くことで、してほしいことを伝えています。

勉強していなかったら相当私悩んでいたと思います。これから書くことを知っていたから落ち着いて対処できました!

1 泣いたらどうする編

泣いたらまずおむつのチェック
新生児は、1日10回くらいうんちやおしっこをします。うんちが付いたまま、おむつがびしょ濡れまま時間がたってしまうと、すぐに肌トラブルが起きます。

こまめにおむつを替えてあげて、気持ちよく過ごせるようにしてあげましょう。

※生後4週間までの赤ちゃんのことを新生児と言います。

気をつけること
これまでずっとママのお腹の中の羊水に守られながら生活してきました。外の世界になれるまでは、外出するのはおススメできません。室温と衛生に気をつけて、室内で過ごしてください!

おむつをきれいにして、おっぱいをあげちゃう
赤ちゃんが大きく泣く原因の一つに、「おなかが空いた~」があります。

生まれたばかりのときは、まだおっぱいをうまく飲めない、量も飲めないのが当然!だから、すぐにお腹がすいちゃんですよね。

1度に大量にあげるんじゃなくて、回数を多くちょっとずつあげるのがポイント。理想は片乳7分と言われています。

暑さに敏感、気をつけて~
生まれたばかりの赤ちゃんは、大人のように体温をうまく調整することができないので、部屋の温度は、ママが「ちょっと暑いかな~」と感じるくらいがちょうどいいです。

だからと言って、赤ちゃんに厚着をさせて汗をかくと、不快な気持ちになってないてしまいます。加減が難しいところ。

うんち、おしっこはした、おっぱいも飲んだ。それでも泣くようであれば、服装のチェックをしてみてください。

これはかなり大事です。気温がちょうどじゃないと赤ちゃんが深い眠りに入りません。単純なことなのですが、私はこれに気づくまでに2週間かかりました。気温の調整はかなり丁寧に。

抱っこが必要なとき
おむつOK、おっぱいOK、服装&体温OK、それでも泣いてしまう・・・悩む。そんなときは、次のことを試してみて。

  • 抱っこをしながら歌を歌って、背中を軽~く、トントンする。
  • 窓から外を見せながら、ママがは赤ちゃんに話しかけてみる。

2 うんち・おしっこはこまめに点検しましょう

生まれたての赤ちゃんは、1日に10回程度うんちとおしっこをします。

授乳をするときには、必ずおむつをチェックしましょうね。

肌トラブルを避けるためにも、汚れていたらすぐに交換です。

肌トラブルをふせぐ

赤ちゃん皮膚の厚さって、大人の半分くらいなんですよね。ものすごい薄いから刺激に弱いんです。

おしっこ、うんちが付いたままの状態の肌はすぐにかぶれてしまいます。なので、頻繁におむつをチェック&交換する必要があります。

肌が荒れてしまった場合
肌が赤くただれてしまったり、かぶれてしまった場合は、
・皮膚をきれいにすること
・肌を乾燥させること
を心がける。
それでもダメなら病院で薬をもらう!
うんちの色で健康チェック
新生児のうんちは水っぽくてゆるゆるのうんちです。
うんちの色で健康チェックができます。

Goodなうんち

緑色
腸内細菌が増えているときは緑色になります。

濃い緑色
胎便といって、生後2~3日は緑色のうんち。

白いツブツブ
顆粒便と呼ばれていて、白く粒に見えるのは脂肪が固まったもの。おっぱいをたくさん飲むと、余計な脂肪がうんちの中に混ざってくるようです。

黄色っぽいゆるゆる
母乳だと、薄い黄色で、ミルクだとそれよりもやや濃い黄色。

Badなうんち

黒色
タール便。黒いうんちは問題あり。出血の可能性もあるので、小児科へ行きましょう。

血や粘液が混在している
血や膿のような粘液が混じっている
水っぽい白い便
においのきついときは小児科へ行きましょう。

3 おっぱいを飲みたいときにあげる、しゃっくり出たらあげる

赤ちゃんが口をパクパクしたり、口もとを触ると指をしゃぶろうとしたら、母乳を欲しがるサインです。
赤ちゃんってしゃっくり結構するんですよね。
基本的にはほおっておけば、直りますが、母乳を飲ませると一気に止まりますので試してみてください。
新生児期は、ママのおっぱいの状態もまだ完全とは言えないですし、赤ちゃんもおっぱいの飲み方が上手ではないです。でも、心配しないで大丈夫、ちょっとずつ上手になっていきますから。

おっぱいがでる仕組み
赤ちゃんがママの乳首を吸うと、その刺激がママの脳に伝わって脳下垂体と呼ばれるところから、おっぱい出しますよと手伝ってくれます。

さらに、子宮の筋肉も収縮させてママの体を早く回復させてくれる効果もあります。人間の体ってすごすぎる!

赤ちゃんはどうやっておっぱいを飲んでいる?
赤ちゃんは舌を乳首に巻き付かせて、しごくようにして母乳を飲んでいます。

乳首を深く加えさせてあげるのがポイント。

おっぱいがうまくでないときはマッサージ!
乳首と乳輪が固いと赤ちゃんがおっぱいを飲みにくいんですよね。

だから、おっぱいをやわらかくするためにマッサージをお勧めします。

おっぱいマッサージ

  1. おっぱいの下に手のひらを当てて、下から上になで上げるように動かします。
  2. 左のおっぱいの脇を右手で抱えて、左手を添えながら内側に押すのを繰り返します。
  3. 反対側もおなじように、脇から左側へ、全体を動かします。

乳首マッサージ

  1. 乳首は、360度色々な方向からつまんで、左右に軽く揺り動かします。痛くない程度に、優しくもみほぐしていきましょう。
  2. 乳首の付け根をつまんで、軽く押したり、引っ張ったりします。
  3. 乳首の付け根をつまんで引っ張った状態から、左右にねじって離します。
結構右と左と乳の硬さを毎回確認しながら、飲ませる乳を決めていました。乳をしっかりと出しておかないと乳腺炎になってしまう可能性が出てくるとお医者さんに入れたからです。実際、乳腺炎になりかけ痛い思いをしました。これ本気でなると、痛すぎて泣いてしまうレベルだそうなので十分気をつけて。

4 寝る時間はいろいろ

とにかく寝ます。昼夜関係なく。それがママを悩ませる部分ではありますけどね(-_-;)

お腹が空いては泣いて、おっぱい飲んだら寝ての繰り返し。3ヵ月もするとリズムが整いますが、今のうちからリズムを作ろうとしておくのは大切。

これだけはやりましょう!
□ 朝は8時までに必ずカーテンを開けて、朝の陽ざしを取り入れる。
□ 夜は8時以降部屋を暗くして、静かに過ごす。

赤ちゃんの生活リズムは1日25時間なんですよね。1日1時間ずつずれることになりますが、朝の太陽の光を感じることで調整できます。

この時期は昼夜関係なくても、少しずつ、昼は活発に動いて、夜は寝るようになります。

5 1日1回お風呂で沐浴は必ずね!

肌のトラブルを避けるでも書きましたが、赤ちゃんの肌は薄いですから、清潔にしていないとすぐに肌が荒れたり、かぶれたりします。

1日1回は必ず沐浴で体をきれいにしてあげたいですよね。

お風呂で沐浴しましょう!
たまに、台所におけを置いて赤ちゃんに沐浴させる方がいるそうですが、これは×。
台所には多くの菌がいます。清潔にしているのは当然だと思いますが、台所では沐浴をしないようにしましょうね。

新生児は皮脂分泌が活発
生まれてまもなくは皮脂の分泌が活発です。男の子は、女の子よりもさらに皮脂分泌が活発なんです。

せっけんを使ってしっかりと洗おう
沐浴ではしっかりと身体を洗ってあげましょう。髪の毛の生え際、おでこ、ほっぺは皮脂腺が発達しているから、汚れやすいです。せっけんで丁寧に洗うことで汚れも落ちます。

夏場は1回以上沐浴してもいいね
赤ちゃんは上手に体温調整ができないので、熱くなるとすぐに汗がでます。汗はそのままにしてしまうとあせもができてかわいそうです。

できるなら夏場はお昼にも一回追加で沐浴できるといいですね。

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