災害に備えるものを揃えよう!避難所での過ごし方まとめ

災害時に赤ちゃんがいたら育児・子育てグッズ

9月の台風で、千葉県は大変な被害を受けました。その様子をテレビで見ながらこれは人ごとではないなと強く感じました。

さらに先日の台風でも…。

災害に備えるものを自分で用意することも大切、避難所での過ごし方を知ることも。全て自助努力。

日本に住んでいる以上、いつ、どこで災害に合うか分かりません。
気象庁によれば、30年以内に70%以上の確率で大きな地震が来るとも言われています。

南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です。
(気象庁 防災情報 平成31年02月07日 気象庁地震火山部 南海トラフ地震に関連する情報(定例)https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nteq/index.html

大地震が起きるとその後の生活に色々な問題が起きます。多くの方が経験済みです。

3・11のとき、仕事だった私は徒歩で6時間かけて家に帰りました。電車が動かなかったからです。当日の夜は、マンションのエレベーターは止まっていたので、階段をのぼって家へ。不安な気持ちを抱えていたのを今でも覚えています。

電気がつかない、水が止まる…自分だけならどうにでもないますが、子供をもつ親としてできることはしておきたい。

今回の被害を考慮して、自分にできることをまず知って、備えようと思い、記事にしてみました。

家に防災グッズが何もない、何を用意したらよいか分からない、防災グッズを揃えてみたいというママとパパのお役に立てれば嬉しいです。


スポンサーリンク

災害に備える:赤ちゃんのための災害セット・リュック

災害が起きたら

余裕さえあれば、いろんなものをそろえておいて間違いないですが、実際に外へ持ち出すことを考えなければいけません。

千葉のように大停電が起こった場合は、1週間以上も電気が通らないことが考えられますが、一般的にライフラインが回復するのに最低3日と言われています。ということは、3日間を自分たちの力でしのぐことができれば何とかその後支援を受けることは可能になるかと。必要最低限、非常時持ち出しバックに入れて持ち運べる量で考えてみました。

□ 水
□ 液体ミルク
□ 哺乳瓶
□ レトルトタイプのベビーフード
□ 紙おむつ(1パック24枚入り)
□ 除菌ウエットティッシュ(100均)
□ カイロ
□ タオル&薄手のバスタオル
□ 母子手帳
水は、ミルク1回200mlとして、1日8回と仮定すると、200×8=1600(ml)500mlペットボトルをミルク専用として考えると1日に約3本、3日で9本必要になります。お水だけでもおよそ5キロ。災害時には給水車も来るため、最低限ミルクのことだけを考えて5キロのお水は用意しておきたいものです。

避難所での知っておきたい生活の仕方

千葉の例で言えば、携帯電話がつながらない、インターネットがつながらない、ということが実際に起こり情報が遮断されました。

今って何か気になったことがあったら全てスマホで調べませんか?例えば、「赤ちゃんに熱がある」となったら、ネットで赤ちゃんに熱が出た場合は何すると調べますよね。

災害時は、赤ちゃんの様子に何か変化があって気になっても、ネットで調べることもできません。事前に知識を蓄えておくことが大切。プリントアウトして、救急バックに入れておくと参考になるかも。

赤ちゃんの栄養が足りているのかどうかを確認

おしっこが出ていれば大丈夫

いつも通り、1日6回オムツを変える程度おしっこが出ていれば大丈夫でしょう。母乳には赤ちゃんに必要な栄養が十分含まれています。もしかりにママが十分に食事を摂れなかったとしも心配しないでください。

さらに、母乳には災害時に流行しやすい病気からも赤ちゃんを守ってくれます。母強し!

避難所へ移動するような状況であればママもきっと不安や緊張状態だと思います。そういうときは、母乳の出が悪くなることもあります。気持ちを落ち着ける、リラックスするなどし、授乳できればもとのように出ます。

赤ちゃんの液体ミルク

簡単・早い・長くもつ!

現在防災バックに入れたい、品物と言っても過言ではないかも知れない液体ミルク、2019年の3月から発売開始になりました。なぜ防災バックに入れたいかというと、手間がかからないこと、保存期間が長いことこの2点です。

粉ミルクと違ってお湯を温める必要もありません。容器を空けたらすぐに飲めます。保存期間もパックで半年、缶なら1年持ちます。

赤ちゃんの哺乳瓶が無かったらどうしよう

コップでも飲めます!

哺乳瓶を用意できない状況も考えられます。しかし、赤ちゃんはコップからでも飲むことができます。

  1. ミルクを紙コップの半分以上入れます。
  2. 赤ちゃんが目を覚ましている状態で、たて抱っこをします。
  3. 紙コップを赤ちゃんの下唇に充てて、少しずつ飲ませるようにします。
  4. 赤ちゃんのペースに合わせて、ゆっくりと飲ませるようにしましょう。
  5. 一回で一気に飲むのは難しいので、回数を分けましょう。
  6. 1回の授乳は長くても30分程度とします。時間で区切れば回数が自然と増えます。

赤ちゃんの粉ミルクが無くなってきたら

砂糖、湯冷ましがあれば一時的にしのげる

コップ1杯(約200ml)の湯冷ましに砂糖大さじ1杯を溶かして飲ませてあげます。重湯でもよいですね。母乳を吸わせてあげることで、赤ちゃんはとても気持ちが落ち着きます。

6か月を過ぎた赤ちゃんなら、ごはん、バナナなどを潰してお湯で伸ばす離乳食でまかなうこともできます。おせんべいをお湯でといてやわらかくしてもいいです。

赤ちゃんの紙おむつがなくなってきたら

レジ袋とタオルで代用することもできる

紙おむつの外側は防水加工されていることが多いです。手持ちが少なくなったら、タオルを中に敷いて、吸収体まで汚れたらそれを吸い取って外側だけおむつカバーとして使うことができます。

レジ袋とタオルで代用オムツを作ることも可能です。

  1. ハサミでレジ袋の持ち手部分と側面を切ります。
  2. 開いた部分にタオルをのせます。
  3. 袋の持ち手を足に通して、腰の付近で結びます。

ベストな方法ではありませんが、無いよりはまし。

赤ちゃんを清潔に保つために

少量のお湯を賢く使用

身体を拭く順番が大切。だいたい上から下へ、股に向かって拭いていきます。

顔 → 手→ 胴体 → 背中 → 足 → おしり

お湯でしぼったタオルで汚れを取り除きます。石鹸を手で泡立ててからつけてます。石鹸が残らないように気を付けて、濡れタオルで何回かふきます。さらに乾いたタオルがあれば水分をふき取ります。

タオルがなければ、ティッシュペーパーでOK。お湯に余裕があるのであれば、お股は洗い流してあげましょう。

赤ちゃんのかぶれを防ぐには

予防も治療も基本は同じ

おむつかぶれを防ぐために、

  1. ティッシュペーパーや使い捨てできる布を濡らしてうんちをふき取ります。
  2. ペットボトルに入れたお湯(用意できなければ、人肌に温めた水)で、おしりを洗います。
  3. 1日1回は石鹸水で洗い、お湯で洗い流します(1日1回で十分です。)
  4. 乾いた布、タオルを押し当てて水分を取る。濡れた状態でおむつをしないことがポイント

赤ちゃんの湿疹がひどくなってきたら

できる範囲のスキンケアを

赤ちゃんの湿疹は成長について自然に治るもの。災害時は、最低限のできる範囲のスキンケアで大丈夫。

黄色いかさぶたができているようであれば、ベビーオイル、オリーブオイルなどをつけて綿花を当ててから洗うと、はがれやすくなります。皮膚が感想していたら、ワセリンなどを塗ります。(ワセリンは本当に万能で、私も愛用しています。家庭に1個は絶対にあったほうがよい)

赤みやかゆみがあれば塗り薬を薄く塗ってあげましょう。

急な発疹に熱が出たり不機嫌な場合は、ブツブツになっている部分が化膿している場合があります。医療スタッフに相談することが必要になります。

赤ちゃんが便秘になってしまっているかも

マッサージがおすすめ

環境が変わると、言葉では言えなくても身体が何かしら合図を出し始めます。特に腸に出ることが多いです。便秘になっていると思ったら、まずはマッサージをためしてあげてください。

赤ちゃんを仰向けに寝かせてあげます。ママの手で、おなかに「の」の字をかくように優しくなでてあげます。また、仰向けの状態で、両足を持って前後左右に動かすことも効果的です。

それでもうんちが出なくて苦しそう・・・いつもよりお腹が張っている・・・と思ったら校門付近を指で軽く押してマッサージしてみてください。

綿棒があれば、綿棒の先を湿らせて2㎝ほど肛門に入れてやさしくゆっくり回します。物さえあれば、ワセリンやオイルがなおよいです。物がなければ、ママの唾液や水で構いません。

これで改善しないようであれば、医療スタッフに相談していましょう。

赤ちゃんが下痢になってしまっているかも

水分補給が何よりも大切

母乳やミルクを飲めて、下痢の回数が1日4~5回程度、もしくは、うんちとおしっこが区別できるぐらいなら、まず心配はありません。母乳やミルク、乳児用イオン飲料などを飲ませてあげましょう。

下痢になると、オムツかぶれになりやすいので注意が必要です。十分に物が無いかも知れませんが、工夫が必要。

赤ちゃんが母乳やミルクを飲むことができない。オムツからあふれるぐらいの下痢が1日5回以上のときはすぐに医療スタッフに相談。

オムツ交換のあとは、可能な限り手を洗うかアルコール消毒をしましょう。赤ちゃんから親が菌をもらってしまうことが怖いです。

赤ちゃんの体温を下げないために

ママの体温が一番よい

毛布にくるまるときはママと一緒の方が温かいです。さらに、手足をマッサージしてあげるのも効果的。低月齢の赤ちゃんならママの肌が直接触れるようにして抱っこをすると、より体温が伝わりやすいです。

  • 「衣服やタオル、ママのショールなどを何枚か重ねて空気の層をつくる」
  • 「レインコートやラップなどで冷気を遮る」
  • 「帽子をかぶせる」
  • 「床に新聞紙、段ボールなどを敷く」

など、今あるものをうまく活用しましょう。

赤ちゃんが吐いてしまったら

機嫌がよくて、母乳やミルクが飲めれば大丈夫

赤ちゃんはちょっとしたことで吐いてしまいますよね。吐いたあとの様子が大切です。母乳やミルクの飲みがよければ、そのまま様子を見てみましょう。

口からタラーとたれる「いつ乳」は心配ありません。

ウイルス性胃腸炎などで吐いているのであれば、母乳やミルクを飲ませることが刺激となってしまいます。2、3回吐いてしまうのが続くのであれば、2~3時間は何も飲ませず、おなかを休ませましょう。

それから少量の水分を飲ませて、様子を確認しながら少しずつ増やしていきます。

吐いてしまう症状以外にも下痢やぐったりしている様子が確認できるのであれば、医療スタッフに相談する必要があります。

赤ちゃんの鼻水や鼻づまりで苦しそうなときは

母乳やミルクを飲めているのであれば大丈夫

鼻水や鼻づまりがあると授乳のときは苦しそうに見えてしまいます。

鼻水はふき取ってあげるだけでも十分ですが、鼻汁が多くて気になるときは、大人が口でゆっくり鼻水を吸い取ってあげてもいいでしょう。

知っている方が少なそうなので紹介しておきます。母乳が出ているママは、母乳を鼻孔に2、3滴入れてあげてください。赤ちゃんの鼻の通りがよくなります。困ったらときにはぜひ、試してみてください。

赤ちゃんが熱っぽいときは(体温計が無い)

調子が悪くなったら

 

熱があるかの判断は「飲む・寝る・遊ぶ」

赤ちゃんは体温調整がまだ下手。病気ではなくても、体温が上がることもしばしば。大切なことは、いつもと同じ様子があるかどうか。母乳やミルクを飲む、寝る、遊べるなら、とりあえずは大丈夫。

熱があると脱水になりやすいので、母乳やミルク、水分をこまめに与えて、様子を見守りましょう。

お母さんの疲れ・ストレスがたまっているときは

協力し合う

 

とにかく、周りの人にヘルプサインを出す

「こんな状況だからこそママが頑張らないと」こんな気持ちになって当然。災害のときなら誰もが不安になりますが、その不安を打ち消すかのようにママは子供を守るために気を張ってしまうはず。大きなストレスとも戦いながら過ごすことになると思います。

ただ、ママが参ってしまうことこそが赤ちゃんを守る上で一番やってはいけないこと。頑張る気持ちをもちながらも、一人だけで頑張ろうと思わないことが大切です。家族や周りの人に手助けを求めましょう。赤ちゃんを短時間でも預かってもらって自分の時間を確保するだけでも気持ちが楽になります。

これは決して逃げているわけではありません。

この大変な状況を乗り越えるために最善な方法は、協力し合うことです。

赤ちゃんの夜泣きがひどいときは

いつもと同じ寝かしつけを 安心させることに専念

普段の生活の中でも夜泣きはあると思います。さらに、環境が大きく変わり、大人ですら不安の中で生活しているのであればいつも以上に夜泣きが出て当たり前です。

授乳やオムツ交換、寒暖の調整をしても泣き止まないときは、無理に泣き止ませようとせず、いつも通りの寝かしつけの方法をとってあげてください。

周囲への配慮が必要なときは、今の場所から少し離れる必要があるかも知れませんが、ママの心理的ストレスも軽減できます。

災害に備えるものを揃えようのまとめ

安心できる

 

ここに書きあげたことを読んでみて何か感じませんでしたか。物がなくてもたいがいのことはできそうですが、それでも、赤ちゃんのためにも用意しなければいけない必要最低限の物があります。

でも、その数は多くありません。何かが起きてから後悔しても遅いですよね。せめて、災害時にすぐに持ち運びができるようなバック一つ用意しませんか。

今は、便利な世の中です。セットになって売っていますし、100均などである程度の生活用品を取りそろえることもできるわけです。要は、行動するかしないかです。

この記事を読んでくださった方は、きっと意識が防災に関する意識が高い方です。赤ちゃんのためにもいざというときの準備をしておきましょう。

備えあれば憂いなしですよね。


タイトルとURLをコピーしました