寝ぐずりで心も体も折れそう・・・。
経験した人なら誰でも納得してもらえるであろう寝ぐずりの大変さ。
これは一体いつまで続くのか、先が見えな過ぎて辛い。
夜の寝かしつけの時間が本当に嫌で嫌でしかたがない。
こうやって、ママの体力はどんどん削られていきます。
普段なら笑って過ごせそうなこともイライラ。
そんな自分が嫌だなと思いつつ、気持ちをコントロールするのも難しくなっていきます。
寝ぐずりを直す方法があるかと聞かれたら、「あります」と答えます。
色々調べ、試しました。きっと参考になる部分があるはず。
寝ぐずりに対して罪悪感を感じているママ、自分を責めているママ、寝ぐずりを解消したいけど何をしたらよいか分からないママにはぜひ読んでもらいたいです。
・ママの気持ちが軽くなります
・寝ぐずりの対処法がわかります
・やるべきことが分かるので行動に移せます
寝ぐずりを放置しておくことは?
寝ぐずりのことを友達に相談したところ。
「泣いてるのを放置したらいいじゃない?」
と言われました。
ほ、ほうち?
全くの想定外な答え過ぎてちょっとビックリしました。その手は考えてなかった~。
とはいえ、聞いた瞬間、「それはないでしょ!」ととっさに思ってしまったのですが、あとあと考えてみるとそれも「試してみる価値はありそうだな~」と思えてきます。
寝ぐずりを放置することはいいのか?悪いのか? あり?なし?
どちらでしょうか。
放置するというと、マイナスにとらえがちですが、これが見守るだったらどうでしょう?
話をする中で、友達の真意は、この見守るに!
友達が言った言葉を言い直すと、
「泣いているのを見守ってあげたらいいじゃない?」
納得できませんか?
全てに関わるわけじゃなくて、見守ってあげるのも一つの方法。
常に気に掛けるという点では、一緒ですよね。
抱っこするのか、添い乳するのか、見守るのか、それは方法の違いなだけであって。放置してるんだ私とマイナスに思う必要は無いってことです。
寝ぐずりは誰のせいでもない
赤ちゃんがギャン泣きする、泣き止まない、1時間もかけてようやく寝かせたと思ったら、布団に置いた瞬間泣き出す。
また、やり直し
赤ちゃんが泣いている姿を見ながら自分も泣きたくなります。
「自分の何がいけないんだろう」
と、自分を責めたくなるときがありますが、誰のせいでもありません。
そう思えたきっかけをくれたのは、母からの一言。
「エッチャンもよく泣いてたわよ~。私もよく困ったけど、赤ちゃんだって一人の人間なんだから思い通りにならなくて当然なのよ。泣いているところ動画にとって私に送って、元気もらえるから(笑) そのくらいの気持ちでいいのよ♪」
何だか気持ちがスッと軽くなったような気が。
泣きぐずりが長く続くと、これが永遠に続くんじゃないかと思ってしまうくらい気持ちが不安でいっぱいでした。
自分で自分を追い込んでしまっていたな~と。
「寝ぐずりは誰のせいでもない」
もうちょっと気楽に育児を楽しもう♪
ただ、気持ちが軽くなっただけでは現実は変わらないんですよね。
寝ぐずりを減らせるなら減らしたい。
その思いは変わりません。
寝ぐずりの原因は?
寝ぐずりはなぜ起きるのか?原因が知りたくなりますよね。
寝ぐずりの原因は、これだ!っていうものがありません。
そりゃそうですよね、赤ちゃんも人間ですから、赤ちゃんそれぞれ。
赤ちゃんは大人と違ってまだまだ寝ることも上手ではないんです。
赤ちゃんには寝る訓練が足りていないからということも考えられますし、自分で寝るための環境を整えることができないからとも考えられます。
新生児の寝ぐずりと1ヶ月、3ヶ月、1歳、2歳と年齢によっても寝ぐずりの原因は違うはずです。
ではどうしたら?
と、悩んでしまいそうですが、原因として考えられる要素はいくつかはっきりしています。これは年齢に関係ありません。
例えば、おむつが汚れていたらどうですか?気持ちよく寝られませんよね?
原因として考えられる要素
- 暑い・寒い
- おむつの状態
- 部屋が明るい
- 周囲がうるさい
- お腹が空いている
- 不安を感じている
- 体調が悪い
- 生活リズムがよくない
- そもそも眠くない
- 理由もない
これら要素が関係していて赤ちゃんの寝ぐずりにつながっているわけです。
ムムム、寝ぐずりという暗闇の中に一筋の光が見えてきました。
だって、考えられる要素を1つずつ潰していけば、寝ぐずりがなくなるかも知れないんですよ。
これまで、ずっと、泣き止まないな~泣き止まないな~と思っていただけだったのに。
やることが見つかるだけで気持ちが明るくなります。
私が参考にした本をいくつかご紹介
「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」
「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」
「赤ちゃんがピタリと泣きやむ魔法のスイッチ」
いくつかの本を読んでよいことは、共通の真理を見つけられることです。1冊だけだとオリジナルな方法ですが、数冊読むことでどの本にも共通している大事なことが見つけられます。
その大事な部分をピックアップ!して実践してみました。
寝ぐずり対策&わたしの実践記録
いつかは無くなる寝ぐずりですが、何もしないで寝ぐずりが無くなる日を待つよりも、できることがあるなら試す。
赤ちゃんを寝かせる方法を見つけだそう!
というくらいの気持ちで、これからご紹介する方法をできることから始めてみてほしいです。
8日試したらウソのように寝るようになった3つ対処法を紹介します!
(ほんとかよと疑う時間があるなら試してほしんです、ほんとに)
私がまず取り組んだ3つのことは、
- 朝8時までに起こす
- 寝る30分前から準備に入る
- 夜8時には寝る
たったこれだけ。
私はこの3つを実践したら8日で効果が表れて、赤ちゃんがよく寝てくれるようになりました。
「え~ほんとなの、これだけ?」
って思われるかも知れないんですが本当です。
1 朝8時までに起こす
夜、寝ぐずりを防ぐための戦いは朝から始まっているんです。
朝はダラダラ寝かせないで8時までには必ず起こすようにしました。
朝の陽ざしを浴びせることも大事なポイントになります。
30分くらい前にはカーテンを開けて朝の陽ざしを浴びれるように、窓がないなら電気をつけるで大丈夫。
2 寝る30分前から準備に入る
寝る30分前から準備に入るということは、ここまでにお風呂や授乳など全て終わらせておくようにするんです。
「そんなに早くは無理だ―」という声が聞こえてきそうですし、忙しいのも分かります。
でも、これがかなり大事なんです。結果がちゃんと出ましたから。
この30分の間に何をするかというと
- 布団に寝かせる
- 電気を(少し)落とす
- 音楽をかける(無音でもいいかも)
- 添い寝をしながらお腹をトントンする
この4つを入眠儀式としました。寝る前にはこれを必ずします。寝るための習慣作り!
3 夜8時には寝る
私はこの時間を目指して逆算して行動。
朝8時までに起こすのもそうですが、朝8時までに起きるためには、夜8時には寝かす。コロンブスの卵みたいですけど、どちらも大事です。
この3つのことさえ守れれば、やること自体は大変ではないんですよね。
やることはいたってシンプルなんですが、忙しいママとパパにとっては時間を守ることが一番の難関かも。
8日間続けたことで、赤ちゃんが寝ぐずり少なく寝るようになりました。
毎朝8時前には起床という約束を守っての8日間です。8日間を振り返ってみます。
1日目(ママ)
なんとか7時半にはお布団へ。音楽をかけて、常夜灯にしてみましたが、まだ寝る様子もなく。お腹を軽くトントンしながら、寝るのをまつこと1時間20分くらい。途中泣いたり、泣き止んだりを繰り返しながらも。大泣きすることなく寝ました。
2日目(パパ)
1日目とほぼ変わらず。昨日よりも若干泣いた時間が少なかったような。この日も寝たのは1時間30分くらいたってから。
3日目(ママ)
3日目はお風呂を出たあとからずっと泣き続けていて大変・・・。入眠儀式に入っても大泣き祭り。それでもお布団に入れてお腹をポンポン。結果1時間ほどしたら泣き止んでスッと寝てしまいました。1時間泣き続ける体力恐るべし。ただこの日、見守ることの大切を実感した気もします。
4日目(ママ)
3日目とうって変わって、入眠儀式開始早々穏やかな雰囲気。早く寝る記録更新か! と思いましたが、寝たのは1時間半後。でも、なんか平和でした。
5日目(パパ)
なんと~40分で寝始めました!10分くらいしたらピクピクしたから、「起きたか!?」と思いましたが、スピースピーと寝ていました。一気に時間が短くなりました。明日もこの調子で寝てくれますように。
6日目(パパ)
今日も順調!お腹ポンポン&スリスリしながら寝かしつけてたら30分を過ぎたあたりから寝そうな雰囲気。40分たったころには寝始めました。何だかいい感じ。赤ちゃんも寝るコツをつかんできたのか、初日とは全然違います。
反省会:寝たのはよかったのですが。お腹はポンポンだけにしようと夫と相談。条件が変わっちゃいますからね。
7日目(ママ)
今日も順調かと思いきや、30分くらい過ぎたら突然泣き始めました。結果おむつの交換が必要な状態に。うまく行ってただけにこれは予想外の展開でしたが、仕切り直し。それでもおむつ替えてから20分で寝ちゃいました。完全に寝るのが上手になってる。
8日目(ママ)
お腹トントン大作戦開始10分くらいたったらもうスヤスヤ―って寝てしまいました!!!感動してちょっと鳥肌立った。
これから書くことは寝ぐずりする原因に合わせた対処法です。私もこの点はいつも気をつけていました。参考になると思います。
暑い・寒い
赤ちゃんは、自分で体温調整が上手にできません。忘れてちゃいけないのは赤ちゃんの基礎体温は大人に比べて高いことです。
だいたい36.5~37.5度くらい。
室温は、18度~21度がちょうどよく、あとは、着ている服や下着、かぶせているタオルなどでうまく調節するのがポイント。
赤ちゃんの耳たぶと指先を触ってみて、熱っぽく紅潮して汗ばんでいたら、それは着させ過ぎ。汗ばんでいなければちょうどいい温度です。
汗でぬれてしまっている場合は、新しいものに着替えさせてスッキリさせてあげましょうね。
おむつの状態
クンクン、タッチタッチして、汚れていたら交換。
しっかりと肌を拭いてあげて清潔に。ウエットティッシュ使う方も多いと思いますが、しっかりと最後にタオルなり、乾いたティッシュで拭いてあげないと、湿ったままだと肌荒れしやすくなっちゃいます。
部屋が明るい
家の状況にもよりますが、可能な限り、寝かせるときは電気を消して、カーテンを閉めて、ネオンが入らないようにして真っ暗に。
カーテンは遮光1級がおススメ。遮光カーテンは防音にも役立ちます。遮光1級のカーテンって効果が結構高くて、侮れません。
家が大通りに面していてとか、街灯が家の前にあってとか、カーテンで状況を変えることができるかも知れません。
周囲がうるさい
赤ちゃんが寝ようとしている横で、テレビや音楽をガンガンにということも無いと思いますが、静かである方が赤ちゃんは寝られます。
無音が苦手な赤ちゃんもいるようで、そんなときには、寝るための音楽を流してあげるのもいいんですよね。
そんな悩みをひっくるめて、今日は、赤ちゃんがリラックスできて、いつもよりも早く眠りについてしまいママまでリラックスしてしまう 音楽をご紹介します。
引用元:自サイト赤ちゃんが寝ない。寝かしつけにおすすめ音楽!あっという間にスヤスヤ
いつか、どっかのサイトで反町隆史のポイズンを聞かせるとうちの子は眠りますというような内容を見たときは吹きました。
そんなことあるの!?
さらに3ポイズン目に寝落ちしたとかしないとか。
色々なご家庭があるんだなーと思いました。
実際、ママが好きな音楽を赤ちゃんは好むということも研究でわかっているんですよね。
お腹が空いている
母乳、ミルクをたっぷり飲ませてあげましょう♪
不安を感じている
赤ちゃんが不安で泣いてしまうこともあるそう。
不安を解消するには、寝る前だけではダメで、1日通してコミュニケーションをたくさん取ることが必要かなって考えます。
赤ちゃんって表情から感情を読み取ることができます。
怖い顔をしたら怒っている、笑顔なら楽しい♪
触れ合う中でたくさん笑顔を見せるようにしていました。
もちろんスキンシップも大事だと思っていて、なでなで、すりすり暇があればしてました。
話しかけても意味は分からってもらえないけど(笑)、スキンシップをしながらたくさん話しかけるといいです!
体調が悪い
これは私たちを悩ませますよね。赤ちゃんはしゃべってくれないからママとパパがしっかりと様子を確認しないといけませんが。
熱ならば、体温計で確認できますが、それ以外ですよね。
確認できるポイントは、体温、呼吸、鼻水、肌色、食欲、嘔吐、排尿になると思います。いつもと様子が違うと思ったら受診です。大丈夫でしょと決めつけるのはよくないです。
生活リズムが崩れている
現代病ですよね。起きる時間が違う、寝る時間が違う、食事する時間も違う。毎日、違う、違う、違うが続いてしまうと赤ちゃんのリズムができるはずがありません。
私は赤ちゃんが生まれてからかなり生活を改善するようにしました。
生活リズムを一定にするのがポイントなのですが、これがかなり難しい・・・。
ヒントは学校にあります。
学校へ通う子どもたちが、どうして毎日6教科近く勉強できるか理由が分かりますか?
それは時間割があるからです。1時間目は国語、2時間目は算数と時間割が決まっているから迷うことなく勉強が進められます。
赤ちゃん用の時間割を作ることで、その時間を意識して大人が行動できるようになります。
(もちろん仕事の関係でどうしてもという日もありますよ!そこは柔軟に)
そもそも眠くない
赤ちゃんが興奮していたり、お風呂から出たばかりだったり、心と体が落ち着いていなかったら、寝かせようとしてもなかなか寝れないのは赤ちゃんも同じです。
生活のリズムを作ること、寝る前の入眠儀式を作ることが効果的。
理由もない
そういうときもあります!ただ、理由もなく毎日毎日泣くことは考えづらいかも。
寝ぐずりはいつからいつまで続くの?
寝ぐずりを起こす我が子を見ていると、「これは一体いつまで続くのだろう・・・」と暗闇の中にいる気分になりますよね。
誰だって、ゴールの見えないことほど辛いものはありません。
いつから始まっていつまで続くかは子供次第なんですよね。
1歳で終わりますと言えればそれだけで気持ちが軽くなるかも知れませんが、実際は、全然寝ぐずりしない子もいれば2歳,3歳まで続く場合も。
うちの従妹は2歳まで続いていて、若干育児ノイローゼ気味に。叔母に年中泣いて電話をかけていたことも聞いています。今の私なら、アドバイスできるんですが、その当時は何も知らなかったから・・・悔やまれます。(現在は、超元気です!)
あらためて、知識はとても大切だと思うんです。私も今回みなさんにお伝えしている方法は自分のオリジナルではなくて、勉強したことが基になっています。
だから、結果が出やすい。これまでに色々試されてきた方法の中でも、教えてくれる方たちが自信をもってることだから。
まとめ
その後について
毎日うまく必ず10分で寝るわけではないんですが、1時間とかかかる日がほぼないです。めちゃくちゃ楽!!とにかく精神的な負担が減りました。
これはかなり成功していると言っていいはず。この先も続けばと願っています。
夜泣きについてはまだまだ課題があってそれはまた別の記事で。
寝ぐずりに限らずうまくいかないことがあると、自分を責めてしまいがち。
なんでうまくいかないだろう・・・。
今回紹介した方法がちょっとでも役に立って、寝ぐずりに悩んでいるママとパパの役に立てたらそれはそれは嬉しいです。
答えが一つだけではないのがもどかしいですが、必ずどこかに答えがあると信じて試すしかないかなと。
前進しなければ現状はいつまでたっても変わりませんからね。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございました!
それではまた!