赤ちゃんと共に過ごす生活のリズムができたころでしょうか。
毎日てんやわんや。
一つ悩みが解決したらまた違う悩みが出てきて、育児に関する悩みは尽きません。
もし、相談できる人いたらどうでしょうか。
それが育児のプロだったら?
そこで、私が試してみたのが新生児訪問。
ズバリ、新生児訪問をやってよかった。
やはり赤ちゃんのプロの知識と引き出しはとても勉強になりまし、色々と細かいところまで質問することができてこれまでの悩みが一気に解消できました!
この記事では、新生児訪問の内容を詳しく解説します。
試してみようか迷っている人のお役に立てれば嬉しいです。
新生児訪問とはママをサポートしてくれる支援サービス
私の住んでいる地域では新生児訪問という名前でしたが、地域によっては赤ちゃん訪問と呼ばれているところもあります。
新生児訪問とは、助産師さん保健師が家に来てくれて、赤ちゃんの体重測定・授乳などの育児相談やママの健康相談にのってくれるなどママをサポートしてくれる支援サービスです。
基本的には自分の住んでいる地域の自治体で受けることになります。
もし里帰りしているなら、その里帰り先の自治体に申請すると新生児訪問を受けることができますよ。
新生児訪問の費用は無料
料金はどれけかかのか心配になりますが、”無料”でした。
母子手帳に「新生児訪問等相談申請票」というハガキがついていて必要事項を記入して投函するだけです。
新生児訪問はいつから?生後1ヶ月くらいから
新生児訪問は生後1か月くらいに行います。
私の場合は、生後1か月と3日でした。
日にちの決定に関しては、先方から電話で連絡いただいて調整しました。
新生児訪問で行う8つのこと
新生児訪問で何をするのか気になりますよね。
新生児訪問で実際にやったことは、
- 出生前後に関するアンケート
- 母子手帳を確認しながら赤ちゃんについての様子を確認
- 出産後のママの体調の確認
- 赤ちゃんの体重測定
- 赤ちゃんの体の様子の確認
- 赤ちゃんのマッサージの指導
- 自治体で行われている活動について
- 質疑応答
<赤ちゃんの体重測定>
<赤ちゃんの体の様子の確認>
沐浴はかなり一生懸命やってきていたつもりだったのですが、なんと脇の汚れが取れていないことが発覚。
保健師さんにご指摘いただき洗い方まで指導してもらいました。
しっかりできていると思っていただけにちょっとショック。
客観的に見てもらうってほんとありがたい。
自分では見えない部分に気付けますからね。
肌の手入れの仕方は繊細で難しいです。
とにかく体を洗ってきれいにしたあとは、保湿が大事。
- ベビーローションを塗ったあとに、馬油かワセリンでしっかり保湿を逃がさないようにコーティングしてあげること。
- 数時間で取れてしまうから1日に3,4回は塗り直してあげること
がポイントなんだと分かりました。
3,4回塗り直すことはしてなかったので、これ以降きちんと毎日やっております。
<赤ちゃんの体操>
小さいうちから色々な刺激を与えてあげること。刺激を与えることで、脳の中シナプスが形成され、ニューロンによってつながっていくそうです。
そのためには、体操がかなりいいそうです。赤ちゃんにとっての運動ですね。
新生児訪問の観察項目と質問されたこと
正直、新生児訪問を断ろうか迷っていました。
自分なりに色々調べましたし、本もたくさん読んでいましたがとにかく育児に自信がなかったんですよね。
だから、何か指摘をされたら嫌だなと思って。
実際にやってみてたら、心配していたことが全く必要ないことに気づけました。
具体的なアドバイスもらえたことで一気に不安がなくなったからです。
これが最大のメリット。
他にも、保健師さんと色々なやり取りをしましたよ。
母子手帳の内容を確認しながら、下記のようなことを聞かれました。
質問されたこと一覧
- 家族構成について
- 職業のこと
- 妊娠中のママのこと(お腹の張り/病気/薬/便秘/体重/風疹)
- 両親学級への参加の有無
- 出生時の様子、そのときの気持ち
- 子宮の戻り
- 退院後の様子(授乳/ママの体調)
- 産後うつになるような様子があったかどうか
- 赤ちゃんの体重の変化
- 母乳・ミルクの量や回数
かなり詳しく聞かれました。話の中心は赤ちゃんというよりも私のこと。
私が精神的に苦しくなっていないか、悩みを相談できる人がいるのかどうかなど私のことをかなり気にかけて質問してくださっていました。
アンケートに「赤ちゃんがいなかったらと思うことがあるか」という項目がありました。
私は、「たまにある」にチェックをしたんです。
悪い意味ではなくて、夫と二人だったらジムへ行ったり、買い物に行ったりができるなという意味だったのですが、保健師さんがすごい心配されて(笑)
ママの気持ちがいっぱいいっぱいになっていないかをよくよく観察されていたなと振り返ると思います。
新生児訪問で私が質問したこと
新生児訪問までに気になったことは常々メモしていました。
なので、ここぞとばかりに気になることは全部質問。
かなりスッキリしました。
おっぱいの出があまりよくないと思っていて心配してます。
授乳のたびにおっぱいに刺激を与え続ければ出るようになりますよ。気になるならマッサージもし続けてみてください。おっぱいを出すにはリラックスすること、水分をたくさんとること、軽くストレッチなどして体を動かすこと、食事をしっかりと摂ることも大切です。
赤ちゃんにどれだけミルクをあげたらいいかわかりません。
決まった量はないから、赤ちゃんが満足しているかどうかを見極める。ママのおっぱいがすっきりしていればしっかりと母乳を飲んでいますし、うんちの回数でもどれだけ飲んだかが分かりますよ。ウンチもおしっこも量がだんだん増えていきますし。もしそうなっていなければ量が足りないから追いミルクもいいですね。
赤ちゃんの様子がいいんだか、悪いんだか分からなくて。
うんちの色を確認。胆汁を外にしっかりと出しているかどうか。出ていないとウンチが白くなります。母子手帳にウンチの色が確認できるカードがついてます。
見てなかったです…反省。
肌が荒れてしまっていてかなり気になってます。
保湿とスキンケアがかなり大事ですから、1日3~6回くらい手入れをしてもいいですよ。肌があれ続けてしまうとアレルギーになってしまうことも考えられるのできれいに保ちましょう。
夜の寝つきが最近よくなくて。
沐浴はいつしてますか?
沐浴は朝です。
沐浴の時間を夕方、寝る2時間前くらいにするといいかも知れません。沐浴で体を温めて徐々に冷やすと睡眠に入りやすくなりから、生活リズムで無理ないなら試してください。
新生児訪問でお茶やお菓子は出すべきか
家に来ていただくから、色々用意しないとダメなのかしら。
と心配になりますよね。
大丈夫です、お茶があろうがなかろうが、お菓子があってもなくても保健師さん、全く気にしていません。
先方もお仕事で来てくださってるわけなので、お茶を出してほしいとかそういうことは感じていませんよ。
単純にこちらの思いなので、めんどくさいから出さないもアリですし、せっかく来てくださったからお茶でもと。
どちらも正解ですよ。
新生児訪問のまとめ
客観的に見てもらってアドバイスをもらえるのはこの時期のママにとってはかなりメリットがあるのではないかと思いました。
新生児訪問のポイント
- 申請は、母子手帳の中にある申請用紙を投函する
- 担当の方と日程を電話で調整する
- 気になることは事前にメモしておく
- プライバシーが守られるので気になることはドンドン質問する
- 区の制度を上手に活用する
調べてみると自治体で色々な取組をしてくれているんですよね。
無料で家事のお手伝いをしてくれるサービスなんかも。洗濯、掃除、買い出し、育児の介助。
使わないともったいない制度が結構あるものです。ぜひお住まいの地域の制度について調べてみてください!