妊婦で旅行にいつまで行けるの?妊娠中の旅館選びと快適な旅の工夫

妊婦で旅行にいつまで行けるの?妊娠中の旅館選びと快適な旅の工夫妊婦生活

 

妊娠したと分かったとき、すでに旅行に行く予定を立てていたら、あなたならその旅行をキャンセルしますか?それとも行きますか?

宿も飛行機も全部予約済み、夫婦だけで行ける旅行が最後になるかも知れないって考えると、頭の中に天秤が・・・。

私は、計画を立てている段階から、ここに行って、美味しい物食べて、インスタ映えする写真を撮ってなど頭の中ではすでに旅行が始まっています。

旅行も楽しいけれど、予定を立てる段階からすでに楽しい♪幸せ者です。

とは言っても妊娠は超重要なことですよね。

お腹の中の赤ちゃんに負担を絶対かけたくないけど、行けるものなのなら旅行にも行きたい。

そう思うのが自然なのかなと。

 

そこで、今回は、妊娠したら旅行へ行っていいのか、行ってはダメなのか。

行っていいならいつから平気なの?車・電車・飛行機は?温泉はどうなの?

色々と不安になることや疑問に思うことがたくさんあったので、先輩ママから話を聞いたり、色々調べたり、お医者さんに聞いたりしてきました。

この記事を読むメリットとして

・旅行に行くか行かないかの判断基準が作れる
・旅行を快適にするための工夫が分かる
・マタニティープランや温泉のことも分かる

結果、不安や疑問を解消して旅行を楽しむことができるようになります。

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妊婦で旅行に行ってもいいの?前々から予定が…、

妊娠が分かる前から予定されてた旅行、職場に妊娠報告前の出張など、キャンセルできないこともないけど、できれば行きたいなあという旅行や長時間の移動ってありますよね。

実際私も出張が多い仕事でもあるので、とても気になりました。

結論として、妊娠中の旅行や出張は絶対にダメ!というわけではないようです。

妊娠は10カ月と長い期間ですよね。

その中でも妊娠初期・中期・後期と分けることができますが、どの時点なら旅行が可能なのか気になるところでした。

健診のときに担当の先生に質問!

エッチャン
エッチャン

妊娠中旅行や出張に行くのは大丈夫でしょうか。心配なんですが。

妊娠初期である妊娠4ヶ月の終わりまでは、胎盤や赤ちゃんの体の器官が形成される大事な時期。安定期前ということで流産の危険性もまだまだ高い。

できるだけ妊娠中期、16週以降にしておいた方がいいですね。34週以降はやめておいた方がいいです。

とは言っても、妊娠中のどの時期でも、あまり長時間の移動をしないようにするのは大事ですし、体調にもよりますから必ず大丈夫とは言えないですよ。

と、アドバイスをいただきました。

出張で移動する時は、焦らずゆっくり移動できるように、時間に余裕をもつように心がけていました。

ただ、車・電車・飛行機と移動手段によっても大丈夫なのかどうか気になりますよね。

その中で一番気になったのは飛行機。

移動時間、気圧の問題、何かあったときに途中で降りることができない・・・。心配になりますよね。

 

妊娠中、飛行機での旅行や出張はいつまでOK?

16週を過ぎて安定期に入っていれば(妊婦さんの体調にもよる)、旅行に行くこともできそうなのは分かったけど、飛行機は心配ですよね。

 

エッチャン
エッチャン

先生、妊娠していて、飛行機に乗っても大丈夫なんでしょうか。

できることなら止めておいた方がよいというのが私の答えですが、飛行機だからダメで電車だからいいというわけではありません。

長い時間をかけて移動するということは様々なリスクがあるということを理解しておいてほしんです。飛行機に関して言えば、出発近くに診察さえてもらえれば、許可を出すことはできます。その許可があれば、飛行機に乗ることはできますし、最終的には自己責任になります。そのリスクをよく理解した上で判断してくださいね。

長いマタニティ生活、体調が良ければちょっと遠出もしたい!となると、飛行機に乗って旅行もしたいと考えていた私でしたが、ちょっと慎重にならないとね。

先生のアドバイスのもと、航空会社の規定を調べてみました。

16週の安定期から28週頃までという記載がありました。

主な航空会社の案内はこちら。

妊娠は病気ではありませんので、航空機旅行は問題ありません。
ただし、目的地・時期を考えて計画することをお勧めいたします。

【旅行に際しての注意点】

旅行前に航空機旅行が可能かどうか主治医に必ず相談しましょう。出血・つわりなどの症状があったり、切迫流産、貧血、妊娠中毒症などの合併症があった場合は、担当の先生に相談しましょう。負担を軽くするようにしましょう。最も旅行に適しているのは、安定期である妊娠12週から28週頃までです。

引用元:JAL公式HP

事前に印刷して必要事項をご記入のうえ空港にお持ちください。
※お客様の同意のうえ、ダウンロードをお願いいたします。

「診断書」はご搭乗の7日以内(ご搭乗日を含めて)に発行された「お客様が航空旅行を行われるにあたり、健康上支障がない」という旨、医師が明記したものとします。
※お持ちいただく診断書はANA所定の様式以外のものでも結構です。

引用元:ANA公式HP

体調に問題がなく、担当の先生に相談しOKをもらえれば、妊娠中でも飛行機にどうにか乗れそうです
乗る際は、優先搭乗を利用して早めに搭乗したり、トイレに行きやすいよう、通路側の席を予約する等しても良さそう(*^^)v
私のように旅行で悩むならキャンセルも考えられるけど、特に里帰り出産で、飛行機に乗る予定が必ずあるというママはチェックしておきたいですね。
ちなみに、海外旅行についてですが、長時間のフライトを伴うだけでなく、旅行先の現地の気候や衛生状態、万が一の時の医療設備を考えると国内旅行よりもかなりハードルが高いです。
必ず、先生に相談をしてから計画を立てること、最終的には自己責任という意識をもつことが大切なんだと感じました。

飛行機をキャンセルしたら

もし妊娠したらからキャンセルしようと思った場合、飛行機のキャンセル料はどうなるのか気になりますね。

妊娠中体調不良や何かの原因急きょなんてことも考えられます。

お医者さんから出してもらう診断書があれば、キャンセル料を払わなくてもキャンセルできます。
例えば、JALですが、
お客さまご本人、またはご同行のお客さまのご病気などにより、飛行機の利用が難しい場合は医師の診断書などの提出を条件に、取消/払戻手数料をいただかずに払い戻しいたします。

引用:JAL公式HP 国内線・国際線・JALマイレージバンクに関するQ&A

となっています。

ANAも同じです。

お医者さんからの診断料はかかってしまいますが、キャンセル料がかからないのは助かりますね。全額払い戻しになるのは本当にありがたいです。

妊娠中、泊まる旅館の選び方

妊婦中でも旅行を楽しんでもらえるようにと、「マタニティープラン」を各旅行会社が出しているんですよね。

マタニティープランでは、こんな配慮がありました。

・妊婦さん専用貸出グッズ(抱き枕・加湿器)
・急な体調不良でも、キャンセル料免除
・貸し切り風呂もしくは、露天風呂付きのお部屋
・安産祈願のための神社に参拝
・食事を全て加熱調理
・食前酒をジュースに
・ノンカフェインの飲み物が用意
・妊婦さん専用の浴衣

 

結構嬉しいサービスが多いですよね。料理なんか、むくみや貧血などに配慮して出してくれるところも。

エッチャン
エッチャン

至れり尽くせり。

旅行を楽しむためには、まずは安心したいですもんね。そういった気持ちをサポートしてくれるのがマタニティープラン!

妊娠中の旅行を快適に過ごすための工夫

妊娠中の旅をして思ったことが、いかに快適に・楽をするか!

そのためにできるいくつかの工夫が必要です。

私の旅を快適にするための工夫

  1. 時間に余裕をもつ
  2. 旅行をすることを決めたら移動手段をすぐに予約
  3. 宿には事前に知らせる
  4. 食べ過ぎない

工夫1

行程を詰めすぎないこと。身体に負担をかけることはしちゃいけません。プランニングの段階で、余裕を持たせましょう。色々なところを周りまくる!とか、移動しまくる!とかは×

他にも、あ~間に合わないからダッシュ!!! なんてことがないように、いつも以上に時間をとること。

焦った移動したことで、気持ちが悪くなったり、体調がおかしくなっちゃったら旅行を楽しめませんから。

できれば、混雑するシーズンを避けて旅行を楽しめればいいんですけどね。

 

工夫2

座席をすぐに予約します!これ絶対です。

すぐに予約するメリットは、よりいい座席を確保できることです。

妊婦中、体調のことをいつ体調が悪くなってもおかしくないですし、そうなったときに対応できるようにしておくって重要ですよね。

だったら、予約する席を考えておくべき!

飛行機でも、新幹線でもスペースが広いに越したことはありませんよね。

最前列を選びましょう。

・他の座席よりも足幅が広い
・トイレが近い
・入口からの移動距離が短い

の3点セット!

他にも、座席のグレードアップもおススメかな~。

新幹線であればグリーン車にするとかなり快適さが違うんですよね。

リクライニングも十分できますし、足もバッチリ伸ばせる。

移動距離にもよりますが、数千円で快適さがグッと上がるならこういうところにお金をかけておいて損はないと思っています。

飛行機でグレードを上げるとなるとちょっと抵抗が・・・、だったら格安航空機ではなくて、大手航空会社にするでもよいですよね。

格安航空は妊娠中じゃなかったらバンバン使うんですが、やはり、狭いし、飛行機に乗るまでの移動距離が長かったりと、ちょっと妊婦さんには厳しいんですよね~。

ちなみに、飛行機は後ろ、翼付近は揺れやすいと思っています。
できれば避けた方がいいかも。

 

工夫3

宿泊先には、妊婦であることを先に連絡しておきましょう。

結構配慮してくれます。(後で詳しく説明しますが、マタニティープランを用意してくれている宿なら安心です。)

私の場合、妊婦ですと伝えたことで料理を変えてもらえたんですよね。これは結構嬉しかったです。

コースの中にお刺身があったのですが、妊婦のときって生のものはできるだけ避けたいじゃないですか。

お刺身は旦那さんにあげようと思っていたのです。

当日は、旦那にはコース通りにお刺身。

私には、ほたてのソテーが出てきて、「えっ?なんで?」と思ったら、宿の方が「生ものは食べられないと思いましたので変えさせていただきました」と。

エッチャン
エッチャン

またきますーーーーー!次回は赤ちゃん連れて♪

と、それだけで思っちゃいました。

こういう配慮って嬉しいですよね。ちゃんと伝えておく。

工夫4

これ、ばかにしちゃいけません。

旅行に行くとつい、あれも食べてみたい、これも食べてみようってなってしまいます。
私だけじゃないはず・・・。

旅行だからせっかくという気持ちもじゅうぶん分かりますが、体重増加に気をつけないと。

食べたいものを全力で食べて、これは我慢できるというものは潔く諦めるように私はしていましたー。

 

妊娠中は温泉に入ってもいいの?

旅行と言えば・・・・温泉!も目的のうちの1つになりますよね。

ただ、お湯どころによって効能も色々と掲載されていて、妊婦は入って大丈夫?と心配に。

温泉は、妊婦さんも入って大丈夫です。

ただ、妊娠中は体内の血管が拡張していて、のぼせやすくなっているので注意が必要です。

大きい お腹で足元が見えにくくなってもいるので転倒してしまう心配もあります。

一人で入浴するときは十分気をつけて。

ちなみに私は、

エッチャン
エッチャン

長風呂するとお腹の赤ちゃんものぼせちゃう?

と自宅でお風呂に入っている時に、ふと疑問に思ったことがあります(+_+)

無知でお恥ずかしいです。。。(汗)

羊水で守られ、温度調整されているので、お腹の赤ちゃんがのぼせるということはないそうです。一安心(笑)

ぜひ温泉、お風呂でリラックスを(*’ω’*)

妊婦の旅行のまとめ

妊娠中の旅行は、不安定な妊娠初期には注意が必要。

妊娠中期以降は、自分の体と先生と相談の上で計画を。

制限される行動の多い妊娠中ですが、気分転換や夫婦の思い出作りに、楽しい旅行を計画したいですね( *´艸`)

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