出産を迎えるにあたって不安なことってたくさんありませんか。
わたくし、とっくん、自分で言うのも何ですが、育児に関する知識だけは人一倍あると思っています。
本を読みまくってますから。
とはいえ、あくまで知識だけ・・・。
両親学級では妊婦体験・育児体験などもできると知り、妻と一緒に参加してきました。
両親学級ってどんなことをするのかな、行く価値あるの、旦那さんを連れて行きたい、一人でも参加できるの?
など、両親学級に参加するのを悩んでいるパパ・ママ、参加しようと思っているパパ・ママ、旦那にも勧めたいママ向けの記事です。
私が参加した両親学級の内容を交えて詳しくご紹介いたします。
結論として、未来のパパ・ママにぜひぜひ参加してほしいなと願っています。
両親学級とは?
両親学級とは、妊娠・出産についての知識や心構え、出産準備や赤ちゃんのお世話などについてプレママとプレパパが学ぶことができる勉強会?研修会?みたいなものです。
同じ地域に住むプレママさんやプレパパさんの出会いに場にもなります。
両親学級は、各自治体によって呼び名(ハローベビー教室、プレ親学級など)が違うようですね。ふむふむ。
両親学級の内容と妊婦体験について
当日何をするのか気になりますよね。
おおよそ3時間の間に座学と体験をします。
夫婦セッションもあって、とても楽しく、あっという間の3時間でした。
【当日の流れ】
- 簡単な自己紹介
- 助産師による「妊娠・出産のはなし」講座
- パパの妊婦体験
- 育児体験(お着替え・おむつ替え)
- 「夫婦づくり・家族づくり」講座
- 夫婦セッション
助産師による「妊娠・出産のはなし」講座
妊婦・出産の話では、妊娠中の赤ちゃんの成長の様子、妊婦さんのマイナートラブルについて詳しく聞くことができました。
また陣痛の準備期・進行期・極期・発露~娩出期についてはかなり詳しく。陣痛が来た時の妊婦さんの様子はもちろんのこと、パパの役割についても具体的に教えてもうらことができました。
陣痛の話を聞いていると、ママが頑張るのはもちろん、それをサポートするパパ、そして、新しい世界に出てこようとする赤ちゃんの頑張りがよく分かり、ジ~ンとしました。頑張ってるのは大人だけじゃないってね!
パパの妊婦体験
遊んでいるわけではありません。
妊婦体験として、妊婦ジャケットを装着。
重い!これを24時間常につけていて、赤ちゃんを守りながらと考えるとこれは本当に大変。
仰向けに寝ると、臓器が常に潰されている感じがしてゆっくりできない。
寝返りをうつのはしんどい。起き上がるのも一苦労。
物を持つのよりも、しゃがむのが一番大変でした。バランスを取りづらいっていうこともあるし。お腹はつぶせないし。
育児体験(お着替え・おむつ替え)
慣れない手つきすぎて、時間がかかりました。
「赤ちゃんの腕を引っ張ったらだめですよ~」と優しく注意されるという(笑)
そもそも赤ちゃんに触る体験がほぼないということに気付く。
力の加減とか赤ちゃんの触り方とか結構考えちゃう。
身近に赤ちゃんがいて、こういう経験をしたことがある人にとっては簡単なのかも知れませんが、そうでない場合は、少し緊張するのではないかと。
人形は動かないからまだいいですが、これが実際に動きながらとか泣きながらとかになったらうまくできるのかどうかと不安になりますが、できない人はいないとのことなので、不安になっても仕方がないですね。はい。
おむつを替えることと着替えること2回できました。
「夫婦づくり・家族づくり」講座
子育てをする上で大切なことは、いかに赤ちゃんにとって安心・安全を提供するか。夫婦・家庭が子どもにとってのベースキャンプになるためにどうしたらよいか、詳しく聞くことができました。
男女の特性を生かすという内容のお話のときにはうんうんとすごく納得してしまう話も聞けました。
「ねえ、聞いてくれる?」
共感してほしいな。
「ん?どうしたの?」
問題ならおれに任せて!
「実はね・・・」
分かってくれるかな?
「それは○○だよ」
解決策を提示して、彼女を楽にしてあげよう!
「そうね・・・」
私の気持ちを大切にしてくれてない。
「これでよし!」
俺が守ってやったぜ!
ママは話を聞いてほしいだけ、決して答えがほしいわけではない。
パパは相談されたんだから解決しなきゃ!
どちらが悪いとかではなく、何だかすれ違ってしまう・・。そういうことってうちにもあるんですが、みなさんのご家庭ではどうですか。
両親学級の講座で教えていただいた方法は、「 オキシトシンを使え!」でした。
オキシトシンとは、幸せホルモンとも呼ばれています。
このオキシトシンを分泌させて、
夫婦、赤ちゃんとよい関係を作りましょう
とのことでした。
このオキシトシンを分泌させるには、まず簡単なボディタッチがよいそうです♪
講座の中では、自分とママの手を重ねて、目を見つめ合うことをしました。そして、そのまま目をつぶって、呼吸を合わせるようにする。短い時間でしたが、それだけでも少し気持ちが落ち着く感じがしました。
普段の生活の中で手をつなぐことはあっても、呼吸を合わせることまではしたことがなかったので、これはよい経験でした。見つめ合うのは、なんだか恥ずかしくて笑ってしまいました。
夫婦セッション
夫婦セッションでは、
- 夫婦で椅子を向かい合わせる
- キーワードメモ用紙を渡されてメモを取る
- メモについてお互いの考えていることを伝え合う
を行いました。
キーワードメモに書かれていた質問は、
❶ママのいいところを3つあげましょう。
❷ママに感謝していることを3つあげましょう。
❸あなたとママと、どんな夫婦でありたいですか?
❹あなたは将来、どんな家族をつくっていきたいですか?
❶~❹まで書いてことを妻に伝えたんですけど、正直恥ずかしくて。でも、なかなか思っていることって口に出しにくいところがあるので、こういう機会があってよかったなと。
あと、目的、目指すところを共有するのって大事。今やっていることや仕事、頑張っていることがその目的に繋がってるんだなと思うと頑張れます。
ちなみに、うちは、叶えたいことリスト100っていうノートを結婚したときに買ったんですよね。たまたま文房具店に行ったときに置いてあって、買ってみようよ!ということになって。
パフェ食べながら話して書き込んだのを今でも覚えてます。
企業が開いている両親学級の内容(アカチャンホンポなど)
アカチャンホンポ
赤ちゃん本舗のマタスク行ってきたよ✏️両親学級凄い為になりました。妊婦体験や沐浴体験、夫にはいい勉強になったかな🤱
サンプル沢山貰えて嬉しい🌸
#アカチャンホンポ pic.twitter.com/Bq4WdS6qXG— さくさくぱんだ (@sknyanxxx) August 5, 2018
アカチャンホンポが主催する両親学級は、マタニティースクールと呼ばれていました。
講義の内容は、
・パパの育児への関わり方
・妊娠中を快適に過ごすために など
実技
・赤ちゃんのお風呂の入れ方
・妊娠体験ジャケットによる疑似体験
・赤ちゃんの抱き方
・おむつの替え方 など
2時間ほどのコースになってました。
毎回予約がいっぱいになっているようで、早めの予約が必要かもしれません。
詳しくはこちらを参照してください。公式HP:アカチャンホンポ マタニティースクール
Studio Alice スタジオアリス
スタジオアリスのマタニティーセミナーでは、ヨガやリトミックなどの運動を取り入れていました。
参加特典
・マタニティ撮影会が無料
・お子様の成長記録・楽しい思い出として残せるオリジナル3面台紙をもらえる
・飾って楽しめる! ウォールデコレーションカードをもらえる
・ミッフィデザイン出生届セットをもらえる
・ママのミカタバッグをもらえる
学んで、楽しめて、プレゼントがもらえる。いたせりつくせり。
詳しくはこちらを参照してください。
(公式HP:スタジオアリス ママとベビーのためのマタニティーセミナー)
ベビーザらス
出産準備に特化してますね。
無料のプレママ・ストアツアーでは、
・出産で何を用意するのか
・ベビー用品の選び方
を、専門的な方が教えてくれます。
条件はありますが、参加者限定で5000円のクーポン券がもらえます。
およそ2時間くらいかけて
- ベビーカー
- チャイルドシート
- 抱っこひも
- 哺乳瓶
- 沐浴
- おむつ、肌着
- 布団、ベビーベット
- マタニティ衣料
など、案内してもらうことができます。
詳しくはこちらを参照してください。
(公式HP:トイザらス プレママ・ストアツアー)
ミキハウス「プレパパ・プレママセミナー」
ミキハウスでは、全国各地で「プレママ・プレパパセミナー」を定期開催しています。
プレママ・プレパパにマタニティー&ベビーのスペシャリストの子育てアドバイザーが講師になって、色々とレクチャーしてくれました。
座学&体験ありのプログラム
座学
- 赤ちゃんの生活リズムについて
- 赤ちゃんの特徴
- おむつについて
- 肌着について
- 出産前に用意した方がいよもの
体験
- 肌着の着せ替え方体験
- 沐浴体験
- おむつ替えの練習
- ベビーキャリア試着体験
詳しくはこちらを参照してください。
(公式HP:miki HOUSE プレママ・プレパパ セミナー)
両親学級に参加するには?
自分で実施団体に申し込みを行います。
母子手帳を役所でもらうときに、お知らせのお手紙がもらえますし、その内容に申し込み方法が書かれています。
どうやって探すの?
各自治体のHPを確認するのが手っ取り早いかと。
検索【自分の地域名 両親学級】でググってみれば出てきます。探すのは簡単!
例えば、【東京 江東区 両親学級】でだいたいヒットします。
母子手帳をもらったときに一緒に資料もいただいていました。
いつから参加すればいいのかな?
対象:妊娠5カ月目~8カ月目のママさんとパパさん
私が参加した両親学級は、平日版と休日版がありました。休日の方が人気あるようで、早めの予約をおススメします。
1年間どの時期にも開催しています。
例えば、こんな感じで予定が組まれています。(参照:東京都港区 両親学級日程表)
どの時期にも月に最低2回くらいはあり、助かります。
どのように
【申し込み方法】 ※自治体のHPを要確認
私の場合は、インターネットからの申し込みでした。(往復はがきでの受付もありました。)
申し込み期間が決まっていて、先着順とのことだったので、受付開始日のぴったりの時間に申し込みしましたので無事OK。
両親学級に参加するときの持ち物&服装
【持ち物】
- 母子手帳
- 筆記用具
- A4資料が入る手提げ袋
- 飲み物
- 学ぼうとする気持ち(笑)
※コースによって服装の指定や追加の持ち物があるかもしれません。
申し込み時や資料に記載されていることをよく確認してください。
【服装】
私が参加した両親学級には、全く決まりはありませんでした。
体験活動があるので、動きやすい格好がおススメです。
男性
自分は写真にもあったようにハーフパンツ&Tシャツでした。周りに来ていたパパも似たような服装でした。
女性
ありのままで! まだお腹がそんなに目立つ人はいませんでした。みなさん、本当に自由でした。
両親学級についてのまとめ
一人で参加している方はいましたか?
私たち夫婦が参加した当日は、一人で来ている方はいませんでした。
両親学級には参加した方がよい?価値ありますか?
ズバリ! した方がいいですし、行く価値があります。
私が参加した両親学級は、区が業者に委託して講座を開催しているというものでした。
参加されたパパ&ママみなさんとても笑顔でしたよ。
そんな私も、会が終了して率直に参加してよかったなと思いました。
これまで、ママの気持ちを分かってお手伝いをしてきたつもりでしたが、実際に重り?妊婦ジャケットを身に付けて動く妊婦体験を通して、身体の不自由さを身をもって体験することができまし(もっとママに優しく接しなければ・・・と思うことができました。)し、夫婦の仲をどのようによくするのかなども。
こういう体験をすると親としての自覚が芽生えます。特にパパ!
とにかく参加してよかった!というのが素直な感想です。
私の立場(パパ)からすると、なかなかお父さんになるという自覚を持ちづらいのが正直なところでしたが、育児体験をしたことで「あっ、自分もついにパパになるんだな」と、とても実感しました。
あと、実際に服を着させる練習やおむつを替える練習の通して、ポイントを知ることができて少し自信が持てました。
何でも自信をつけるためには練習ですな。
育児ってママだけがやるものではなくて、ママとパパが力を合わせてやるんだよなって。
ついつい任せてしまいがちだけれども、改めて自分の役割をしっかりと果たさなければと決意しました!