ミルクを上手に飲ませるのにも一苦労していた時期が過ぎてちょっと安心。
次は、ミルク以外の飲み物もあげたいなと思うころではないでしょうか。
思い返してみれば、ミルクを作るために水を使うことはあっても、水を直接飲ませることはなかったんですよね。
水っていつから飲ませたらいいの?とふとした疑問から始まりました。
体に取り入れるものってとても大事ですよね。特に安全かどうかが一番気になる。
他にも、飲ませる量に決まりはあるの?ペットボトルの水ならそのままあげても大丈夫よね?と細かいところまで考え始めると出てくる出てくる疑問。
そんな不安を疑問や不安を解消するために、色々と調べまくりました。
これから水を飲ませようかなと考えているママやパパが少しでも安心して、赤ちゃんに正しく水が飲ませられるように詳しくお伝えしていきます。頑張ります♪
・水はいつから、どれくらい飲ませていいかがわかります
・水分補給をするタイミングについてわかります
・ペットボトル、水道水についてわかります
結果、安心して赤ちゃんに水を飲ませられます!
赤ちゃんに水をいつから飲ませる?
いつから赤ちゃんに水を飲ませたらよいか気になりますよね。
母乳は赤ちゃんが飲みたいなら飲めるだけ飲ませたらいいってよく聞くけど、水もそうなのか。
正確なことが分からないので、かかりつけの先生に質問してみました。
水はいつから飲ませていいんですか?
唯一の正解はありません。
飲ませられるという意味では、1カ月もすれば大丈夫。ただ、意見の分かれるところで2、3ヵ月くらいから白湯なら平気と言う先生もいれば、半年後という先生も。
基本的に、母乳やミルク以外の水分は特別必要なく、母乳で十分 です。
なので、私は、離乳食(生後5,6カ月)と同時期をおススメしています。
赤ちゃんに水をいつからあげたらいいのかが分かりました。だけど、また新しい疑問が頭に浮かんできます。
水を飲ませるタイミングと量です。
離乳食を食べるときにあげるの?ミルクと同じくらい飲ませるのかな?
何気ないことですが、気になりますよね。次は、赤ちゃんの水分補給をするタイミングについて説明します。
赤ちゃんの水分補給をするタイミング
好き勝手飲ませるわけにもいかないし、そもそも赤ちゃんが「のど乾いた~!」って言ってくれるわけでもありません。なので、ママとパパがしっかりと考えて、赤ちゃんにお水を飲ませる必要がありそうです。
これまで赤ちゃんは母乳やミルクをごくごく飲んできましたよね。赤ちゃんが飲める分だけゴクゴクと。
水もたっぷり飲ませてあげたらよさそうですが・・・。
どれくらいの量を飲ませたらいいんですか?
適正哺乳量については6~8カ月で1日600ml、9~11カ月で450mlなので、それにさらにあげるとなると200~300mlが上限ですね。
それは一度にというわけではなくて、1回につきスプーンで1,2杯。
飲ませるタイミングも大事です。
先生から、「赤ちゃんの育ち具合や体重、その日の体調など色々考えた上で決めていくことも大切だよ」と言われました。
ちなみに、赤ちゃんにとって水分補給は大切だということが論文にも書かれているのを見つけました。(気になったらすぐに調べたくなるのが私。)
乳幼児は成人に比べ脱水に陥るリスクが高い。これは乳幼児が成人に比べ体内の水分割合が高く脱水による影響を受けやすいためである。~中略~ 水分は新陳代謝に欠かせず、体重あたりの基礎代謝が大きい乳幼児ほど体重あたりの必要量も多くなる。そのため水分の摂取量が不足していたり、環境温度の上昇や発汗、排泄量が多くなると、容易に脱水症をおこす。
引用元:「乳幼児の水分補給マネジメントシステムの開発」より
簡単にまとめると、
1 赤ちゃんは、水分がすぐに体から出ていっちゃうから、水分を失いやすい。
2 気温が上がったり、病気になったりすると水分がなくなりやすい。
赤ちゃんは自分で水を飲むことができないし、そもそも喉が渇いたよ~とママに伝えることができないから大人がしっかりと管理しないといけないんだな~と感じました。
赤ちゃんの体重の70%は水分!
それでもって大人の3倍汗をかくみたいですから。私たち親が水分補給に十分注意しないといけません。
私が赤ちゃんに飲ませているタイミングは
- 朝起きたら飲ませる
- お出かけする前に飲ませる
- お出かけしたら飲ませる
- お風呂から出たら飲ませる
- お昼寝から起きたら飲ませる
この5つです。
1.朝起きたら飲ませる
寝ている間に汗ぐっしょりで、起きたらすぐに着替えさせることも多いですよね。それだけ寝ている間に体の水分を失っているんだなというのを強く実感。起き抜けにはすぐにお水をあげるようにしています。
2.お出かけする前に飲ませる
飲むか飲まないかは別にして、お出かけする前には水分補給をするように意識していました。
脱水症状ってやっぱり怖いし、それを予防する意味でもとりあえず!
という気持ちで飲ませるようにしていました。
3.お出かけしたら飲ませる
特に夏場は、ベビーカーに乗っていても汗をかいちゃうんですよね。
家についたころには汗びっしょりなんてことも多々。
喉渇いただろうな~と思うときには水を飲ませるようにしていました。
4.お風呂から出たら飲ませる
汗をかいたかは分かりづらいですが、喉が渇きやすいタイミングであることはたしかなので。
5.お昼寝から起きたら飲ませる
このタイミングが一番飲むことが多いかなと個人的には思います。
朝起きるときもそうですが、寝ている間に結構汗をかきますからね。代謝が激しい赤ちゃんだからこそ、寝起きにはしっかりと飲ませています。
5つのタイミングで飲ませるにしていますが、飲まないときは無理してまで飲ませません。
飲まないときは喉が渇いていないんだな~くらいに思うようにしています。
赤ちゃんにペットボトルの水をそのまま飲ませて大丈夫?
コンビニや自動販売機などどこでも水を買うことができますよね。
ペットボトルの水ならどれでも赤ちゃんにあげられるのかな?
実は、そうではないようです。
ペットボトルの水にはそのまま 赤ちゃんに飲ませていいもの、いけないものがあって、きちんと選ばないとダメ。
市販されている ペットボトルの水には大きく分けて二つの種類があって、
・ミネラルウォータ―
・ピュアウォ―タ―(純水)
です。
結論から言うと、ピュアウォ―タ―(純水)なら間違いなし。
ピュアウォータ―が赤ちゃんにおすすめな理由は、ミネラルも含め、不純物もほぼ取り除かれているから。
不純物がほとんど入っていないということは、赤ちゃんの体にも優しいお水ということです。
ただ、ピュアウォータ―が売っている場所は限られていて、どこにでも売っている、というわけではないのでそれがデメリットになります。
外出先で購入するならドラッグストア、もしくは大きなスーパーかな。
ミネラルウォータ―を選ぶなら2つのことを確認することが大事!それは、
- 軟水か硬水か
- 加熱済みか
ペットボトルのミネラルウォータ―には、軟水と硬水があって、赤ちゃんに合っているのは、軟水です。(お医者さんに確認済み)
硬水はミネラルが豊富に入っていて、大人にとっては便秘を解消するのにいいって言われているけれど、赤ちゃんにとってはこのミネラル豊富っていうのがダメなんだそう。
硬水は赤ちゃんが下痢をしやすくなるから注意してください。
調乳でペットボトルの水を使用する場合は、赤ちゃんの腎臓への負担や消化不良などを生じる可能性があるため、硬水(ミネラル分が多く含まれる水)は避ける。
引用元:厚生労働省が公表している「授乳・離乳の支援ガイド 2019」(資料)
厚生労働省が公表している資料にもお医者さんが言っていたのと同じように硬水は避けるようにと書かれています。
ペットボトルで選ぶ水は軟水がいいということが分かりましたが、他にも気をつけないといけないことがあります。それは、「加熱殺菌済み」のペットボトルを選ぶことです。
コンビニで選びたい水は、軟水で、さらに、「加熱殺菌済み」のものです。加熱殺菌済みであれば、そのまま赤ちゃんに飲ませることができます。
なので、ペットボトルの水を買う前には表示を必ず確かめるようにすることが大切なんですよね。
手軽に買えるミネラルウォータ―ですが、私がお世話になっているミネラルウォータ―は、コカ・コーラから発売されている「いろはす」です。
い・ろ・は・す は硬度100mg/l未満の軟水。赤ちゃんの負担にならない適度なミネラル量なので、ミルクの調乳用にもピッタリです。粉ミルクに溶かす場合はミルクに書かれてる方法に従ってください。
また製造過程で、加熱殺菌や無菌充填を徹底。放射性物質も厳しい検査体制で入念にチェックし、つねに高い安全性をキープ。デリケートな赤ちゃんが口にしても安心です。
いろはすは、地域によって使っている水の種類が違いますが、どれも軟水、加熱殺菌、無菌管理をしているので買ってそののまま飲ませられるので安心なんですよね。
こういった知識さえ事前に知っておけば、外出時にペットボトルはとても便利です。
わざわざ荷物として持っていく必要もなく、欲しいときに買えばいいだけ♪
赤ちゃんが小さいときってどうしても荷物が多くなってしまいますから、減らせるものは減らしておきたいですよね。
ただ、ペットボトルは便利な反面、注意しないといけないこともあります。
赤ちゃんに飲ませた後のペットボトル(開封後)
ペットボトルのピュアウォーターやミネラルウォ―タ―は、一回口を開けてしまうと、ばい菌が繁殖しやすくなるので、早めに使い切るのがベスト。
口を開けてしまったペットボトルの常温での保存は、1日しかもたないと言われています。
大人でも赤ちゃんでも口をつけた場合は、保存を考えずに早く使い切るようにしてます。
でも、ペットボトルの水は普通500mlなので、赤ちゃんが全部飲み切ることなーし。
かといって、捨ててしまうのはもったいない。
外出先であれば、手を洗うために使ったり、タオルに水を含ませてきれいに拭いてあげることに使ったりと余ってしまった水を有効活用したいところです。
冷蔵庫に入れておけば、菌の繁殖が常温よりも遅くなるため、保存が効くみたいですけど、そこまでして保存する必要はないのかな~と。
ちょっと心配ですもんね。
外で買った場合は、家に持ち帰らないようにするのがいいのかも。
特に夏場の車の中に置いておいたペットボトルはばい菌が繁殖するにはもってこいの場所です。
炎天下の中車を締め切っていると車内の温度は70度近くになります。
ペットボトル温か!っいう経験ありませんか。
それだけ温まってしまったわけですから、ばい菌も・・・。飲まないことをおススメします。
赤ちゃんに水道水は飲ませても大丈夫?
ペットボトルの水を使ってばかりではコストがばかになりませんよね。
できれば水道水を使いたいところ。お金の面でも、手軽さをとっても水道水が使えたら便利ですが・・・。
水道水は、条件によって赤ちゃんに飲ませてあげても大丈夫。
日本の水道は世界的にみてもかなり安全だと言われていますが、気になっちゃう成分も入っています。
塩素とトリハロメタンです。水道局のHPを確認しても、どちらも基準値以内に収められていて安全だと書いてありますが。
たしかに安全なんですよね!
でもでも、私は気になっちゃう
何か嫌なんです。水道水をガブガブゴクゴク飲んだ経験もないですし、私はいつもネットで買ってる2リットルのペットボトルか浄水器を通した水を使っているんですよ。
なので、私は水道水を使う場合は、浄水器を通し、沸騰させてから使うようにしています。
ただ、時間があるときは沸騰させる時間が気にならないんですが・・・。
忙しい時は、お水を沸騰させるのって時間をとられてしまっているようで何だかそれも。
水道水の場合、沸騰が推奨されている時間は10分。
10分って結構な時間ですよ。私はこれが嫌いだったんですね( 一一)
水道水を手軽に使えるようになる!
友達の家に行ったときに、いいもの発見してきました。発見というかおススメされたんですが。
私は全然知らなかった調乳ポット。調乳ポット知ってます?
これ何がいいって思ったかというと
・調乳に適した温度で保温してくれる
お湯を沸かす時間と合わせて数分はかかるけど、自分でお湯を沸かすよりはるかに楽々♪
毎日何回か使うものだからこそ、お手軽にできるものを使いたいと思うのは私以外にも多いはず。
こういう便利なものがあるならもっと宣伝してほしい。
赤ちゃんに水をいつから飲ませる?のまとめ
離乳食が始まる5・6ヶ月頃ってあっという間にやってくるんですよね。毎日が本当に忙しいから。
水を飲ませること1つとっても分からないことだらけで心配になってしまう私。ただ、その心配は単純に水のことを知らなかったから。でもこれで安心!
今回の内容を改めてまとめておきます。
- 水は離乳食が始まる時期に飲ませるといい
- 水を飲ませるタイミングは6つ
- ペットボトルの水をあげるときは軟水のミネラルウォーターかピュアウォーターを選ぶ
- ペットボトルの開封後は菌が繁殖しやすいからできるだけ早く飲む
- 水道水は10分間煮沸して使う
私は、何でも初めてのことって心配でおろおろしまいがちなんですよね~。色々と調べないとやれないたちで(笑)
離乳食もあってさらに水も!!と忙しいのに拍車がかかりますが、大丈夫!乗り越えられます。
今回の内容を生かして、安心して赤ちゃんにお水が飲ませられたら嬉しいです。