出産準備はいつから始める?必要最低限リストの定番から盲点まで

出産準備の始め方 いつからいつまでに妊婦生活

私は30週を過ぎた辺りから少しずつ準備を始めたのですが、本格的に バッグに詰めたのは32週。

初めての出産ということもあり、実際に何が必要なのか分かりませんでした。
赤ちゃん本舗、ベネッセ、西松屋、ミキハウスでもらえる出産準備リスト見たことありますか?

もらった人は共感していただけると思う

「こんなにそろえるの!?」

そう思ったのは私だけじゃないでしょう(笑)
きっとリストに載っているものを買ったら10万円近くかかる気がします。
そして、こんなつぶやきも・・・見つけました。

 

すごい分かる~~~。
目を通したものの中で、ほぼ全てに共通している物は絶対に必要だろうと判断して、準備を進めてみました!

そのあとに、先輩ママにも確認。「絶対要らないよ!」っていうものも多かったので、そこからさらにそぎ落として、無駄のないように最低限必要なものだけを準備してみました。

【追記】
出産後に改めて持ち物を見直し追記しました。かなりの長文になってしまっているのですが、最後までお読みいただければ幸いです。

スポンサーリンク

出産準備はいつから始める?

早いにこしたことはありませんが、妊娠8カ月~9カ月(28~35週)よりも前に準備を始めるとよいでしょう。
私は32週でしたが・・・(笑)

37週を過ぎればいつお産が始まってもおかしくない状態です。
私の弟夫婦は、体調がすぐれず、外来へ行ったらそのまま入院、出産となりました。そういうこともあります。

事前になって準備では気持ちも焦りますし、物が揃っていなくて買い集めるのに時間がなかったなんてことも考えられますから気をつけてくださいね。

準備をする上でのポイントは、本などを読んで頭の中でシュミレーションをしておくことだと思います。

陣痛から出産、入院中、退院当日と時期によって必要な物も異なりますしね。
出産を迎える前にどういうことが起こり得るかをシュミレーションし、必要な道具を分けておくがおススメです。

出産準備で必要な最低限のリスト

リストを作ってみました。必要に応じてプリントアウトしていただければチェックもしやすいかと。

病院によって借りられるものもあるので、チェックリストを参考に病院で聞いてみてください。

バッグを3つ用意できるととても分かりやすいという情報が結構あったので、真似してみました。

・入院するときに持って行くバッグ
・入院中に必要なものが入っているバッグ
・退院するときに必要なものが入っているバッグ

出産の準備リストを作りました。もしよければDLしてください。(PDF:出産準備チェックリスト

入院するときにいるもの  入院当日

出産準備 入院するときにバックに入れた中身

    • 母子健康手帳
    • 健康保険証
    • 病院の診察券
    • 母親学級テキスト
    • 印鑑
    • 現金(支払いの方法による)
    • 会社に出すお金の申請書類
    • 携帯充電器(忘れがち)
    • パジャマ(前あきおススメ)  ※病院で借りれるなら借りた方が楽!
    • 眼鏡・コンタクト(必要な人のみ)
    • 下着2日分
    • とこちゃんベルト
    • 生理用品
    • ハンドクリーム
    • 洗顔フォーム
    • 化粧水
    • ハンドタオル
    • 産褥(さんじょく)ショーツ
    • 靴下

▲母乳パッド産褥は、ママによりますね。
×個室で授乳ケープを使うことはまずないです。
冬 ○腹巻 授乳のさい、シャツをまくり上げるなら寒いのでおススメ。

出産後のダメージはかなり大きく、部屋のトイレに行くのにも一苦労。介護が必要かなと思ってしまうレベル。
意図して買ったわけではなかったのですが、大変な中、口が大きめのバックだったので、サッと必要なものを探せたのは結果として楽でした。

入院中にいるもの  陣痛~出産~入院

    • リップクリーム
    • 手軽に食べられるお菓子
    • 500mlペットボトル&ストローボトル
    • ヘアゴム
    • テニスボール(もしくは、夫の拳)
    • うちわ
    • デジカメ & ビデオカメラ
    • 簡単なメイクグッズ
    • 赤ちゃん用爪切り
    • 靴下
    • ベビー肌着(事前に洗濯しておく)

▲哺乳瓶は、産院で借りれる or もらえることもあるので要確認。
▲授乳スタイルにもよりますが、粉ミルクは退院してからでも。病院でももらえるか確認。
○哺乳瓶の乳首はSが必要な場合も。

❶ペットボトルのストロー
陣痛で痛みに耐えているときは、起き上がることなんて無理です。
力が入りまくるので、喉がカラカラに。

ペットボトルのストローは絶対に持っていった方がいい
です。100均にも売っています。
病院でかなり自動販売機を使いました。飲み物が足りなくなるため。
サントリーの天然水はペットボトルの口の形状が合わないらしく、口が閉まりませんでした(笑)
気をつけてください。

退院するときに必要なもの  退院当日

退院するときに必要なものを入れたバックの中身

    • おくるみ
    • 赤ちゃん服
    • チャイルドシート     (数年使うことになるので、レンタルよりは購入推奨)

▲赤ちゃん用の靴は必要なし。

病院から実際にもらった持ち物

病院からもらった品物

  • 産褥ショーツ
  • ハーフトップブラ
  • お産パッド
  • 母乳パッド
  • 歯ブラシセット
  • めんぼう
  • ガーゼハンカチ
  • おしりふき
  • スリッパ

これらの物をもらえると思っていなかったのでかなり重宝しました。
病院で生活しているとティッシュや綿棒などもありがたかったです。

お産パッド、産褥ショーツはかなり助かりました。

貰えるものは病院で変わると思うので確認した方がよいと思います。

出産準備でパパと一緒にしておくこと

妊娠後期に入って、調子がよいときには、ご近所の方に声をかけておいたり、ママが家にいない間のことだったり、退院してからの赤ちゃんのための環境づくりだったり、やることをどんどん済ませておきましょう。

ご挨拶

地域や住んでいる環境にもよると思いますが、ご近所さんとの付き合いも大切にしたいところです。

私は、地域とのつながりが強い場所に住んでいることもあったので、事前にちょくちょくご挨拶をしました。

ご自宅に直接伺うというよりも、普段会ったときに

「赤ちゃんが○○ころに生まれる予定なので、多少うるさくなってご迷惑をおかけすることもあるかも知れませんが、よろしくお願いします」

と出産のことを伝えておくくらい軽い感じでした。

こういう一言があるだけで周りの方とうまくいくかなと。

ゴミ出しの場所や回収日

こちらは玄関に、ゴミの回収曜日をメモしておき、置いておきました。
私は、出産が夏だったので、ゴミを溜められて部屋が臭くなるなんていうのは嫌でした。なので、かなり念押し!

関係書類の手続きの確認

産後のママは身体を回復させることが一番のお仕事になります。

ここはパパの出番です。

出産すると出生届や児童手当、健康保険の申請など、色々と手続きをしなければいけません。
その手続きに関してはパパにやってもらうために抜けがないように確認しておきましょう。

心配なら、事前に区役所で説明を聞くこともできます。

  • 出生届提出
  • 出生した子の健康保険の加入
  • 乳幼児医療費助成の申請
  • 児童手当給付金の申請
  • 出産育児一時金の申請
  • 出生連絡票の提出

出産準備|水通し

入院中赤ちゃんが着る肌着や服を持って行くことになります。また、退院したあとは、1日2,3回は肌着を変えることになります。

なので、事前に肌着、ベビー服を洗濯して、水通ししておきましょう。

新品の服は、糊がついているため、汗をなかなか吸いません。

赤ちゃんの肌は大人の肌の半分くらいの厚さしかないため肌トラブルも起きやすいです。敏感な赤ちゃんの肌を守るためにも事前に洗っておきましょう。

陣痛タクシーに登録

陣痛が起きてから、病院に行く手段はすでに決まっていますか? 旦那さんや家族が来るまで連れて行ってくれるのであれば安心ですが、そうでない場合も考えられますよね。

私が登録した陣痛タクシー。当日使うかは別にしても、登録しておけばいざというときに役に立つかも&安心できる知れませんのでおススメです。

陣痛タクシーとは、陣痛後連絡すれば、目的の病院まで送り届けてくれるサービスです。また、運転手さんは、事前に研修を受けていることもあるようです。

タクシーに乗っている間、破水などでシートを汚してしまっても、クリーニング代を請求されることもありません。気になる料金は、入会金・年会費・登録料無料・「メーター料金+お迎え料金(410円)」です。

やることは、ネットで事前に「本人の名前・電話番号・本人以外の連絡先・出産予定日・自宅の住所・予定の病院」などを登録しておくだけ。

万が一に備えるの大切ですからね。

日本交通株式会社:陣痛タクシー

Kmタクシー:マタニティ・マイタクシー

京王自動車株式会社:はぴママサポートタクシー

これは本当に登録しておいてよかったです。正直、必要ないかなと思っていましたが、陣痛タクシーに助けられました。
当日何があるかわからないものです。”備えあれば憂いなし”を体感しました。

出産報告の準備をしておく

これは事前に準備をしておくと本当に楽。実際に私と夫が作った文章を記載しますので参考にしてください。

出産準備で買っておいてよかったもの

出産準備で赤ちゃんのための環境づくり

赤ちゃんが自宅に来てから準備では遅すぎます。
家の中のレイアウトを変えることも必要になる場合が多いので、こちらは必ず事前に準備しておきましょう。

ベビーベットを組み立てたり、床にマットを敷き詰めたり結構大きな作業になりがちです。

赤ちゃんが家に来たことで生活も激変しますから、できる限り、事前にやれることはやっておく!

・おむつ
・ベビー服(肌着、ロンパース・カバーオール)
・バスタオル
・ベビーバス
・液体ミルク、粉ミルク

は事前に用意しておいて間違いないでしょう。必ず使うことになりますからね。

おむつ

出産前の1,2カ月前で十分です。その時期にもなれば、赤ちゃんがだいたいどれくらいの大きさ、体重で生まれてくるのか見当がつきます。

ただ、気をつけたいのは、オムツを買う量です。最初にたくさん用意しておいた方がよいかなと思うところですが、あまり買い過ぎるのも考えものです。

なぜなら、おむつのサイズ感や肌に合う合わないなどをチェックするためです。実際に肌の様子を見ながら買い足すのがベスト。

合うオムツが決まったら、大量に用意するのもありですよね。

オムツ代を節約する方法があるので、ぜひ参考に!

粉ミルク・液体ミルク

粉ミルク、液体ミルクは、大量でなくてもいいから用意しておいたほうが良い。

理由は、母乳が思うようにでない可能性があるからです。さらに産後ママが薬の服用が必要で授乳ができなくなるかも。

母乳は産んだらすぐに出るものと思われがちですが、初産の場合は特に、おっぱいの出口となる乳管口がすべて開通していないことが多いので、たくさんのおっぱいが出ないことがあります。

そんなときには粉ミルクか液体ミルクが役に立ちます。事前に準備をしておいて損はありません。

出産準備で自宅はどう準備しておく?

出産準備 部屋の整理

 

1週間ほど、場合によっては2週間近く家を空けることになります。普段そんな機会はないと思うので心配になりがちですが、家のことはパパや家族に任せて、出産に専念したいところ。

前もって確認しておくと安心! ということをいくつか。

ママが家庭を離れることで、パパが困ってしまわないようにするべきことがいくつかありました。
この内容はご家庭によって様々だと思いますが、私が伝えておいてよかったなと思ったことを書き出しました。

冷蔵庫の管理

私の夫はあまり料理が得意ではない・・・ため冷蔵庫を開けるのは飲み物を取る程度。

なので、食事は主に外で買ってきたものを食べるというスタイルに。

そうなるであろうと分かっていたので、できるだけ冷蔵庫には賞味期限の短い物は入れておかないようにしました。

食べてほしいものには、付箋を貼って!(笑)

自宅に戻ってきたときに冷蔵庫の中が汚いのは嫌だなと思って先手を打っておいたので、これはとてもよかったなと思います。

パパにはお米だけ炊いてもらえれば食べられるように準備しておきました。

便利な世の中なので、冷凍食品も安いし、美味しく食べることができます。近くのスーパーで冷凍食品が半額のときに買いだめしておくのはおススメ。

まあ、ここまでやるかどうかは、ご家庭によると思います!

日用品の場所

家事を主にママがやっている場合は、何がどこにしまってあるのか分からないことが多いと思うので、日用品の収納はメモしておくと分かりやすいです。扉に付箋を貼っておくとよいかも。

 

季節によって最低限必要なもの

時期によって、赤ちゃんに必要な物が多少変わってきます。そのポイントをおさえてみました。

どの時期にも共通して言えることですが、新生児の成長はすごい早いので、大量買いするのは避けた方がベストです。足りなければ買い足すといったスタンスで十分だということを頭に入れておいてくださいね。

あと、退院後、1カ月はほとんど外にでることがないというのは頭に入れておきましょ。寒いから暑いからといっても、家にいるときはエアコンで常に室温を調整していると思うので、季節関係ないって言ったら関係ないんですよね。

服は特に産後1カ月のことを想定して、購入すること!お忘れなく。

春生まれ

ようやく温かくなるこの時期に注意すべきポイントは、寒暖差が激しいといことです。日によっては、朝と夜の温度差が10度になるなんてことも。

赤ちゃんは体温調整がうまくできないので、服で上手に温度調整をしてあげます。

保湿性の高い素材や厚手の物よりも、通気性の高いガーゼや薄手の物を2枚にするといったように重ね着させてあげるほうがよいです。

夏生まれ

最も汗をかきやすいため、肌トラブル、特に背中と首回りは注意しなければいけないです。通気性、吸水性の高いものがとにかくおススメ。こまめに肌着を変えてあげることがポイントです。

暑い時期は肌着一枚で過ごすことが多いと思います。洗濯する回数も増えると思うので最低でも4・5枚の肌着は用意しておく必要があります。

秋生まれ

9月と11月では気温が全然違いますよね。最も暑い日は30度近く、寒いときだと15度くらいに。温度差が激しいですから、着脱しやすい服装を選びたいものです。11月頃になれば、帽子やニットがあってもいいくらいです。

赤ちゃんの体温は平均が高いので、厚手の服を着ていると、背中に結構汗をかいてしまってかぶれる原因にも。通気性の高い服を選ぶのがポイント。寒いところでは重ね着で対応。

冬生まれ

寒い時期なので、厚手の物を選びがちですが、体温調整が苦手な赤ちゃんは、薄手のものを重ね着したほうが体温調整がうまくいきます。

靴下やレッグウォーマーは必須。レッグウォーマーは足の大きさなどあまり関係ないので、とても便利。

いつでも役に立つのがブランケット。室内はもちろん、外へ出かけたときにも1枚ブランケットがあるだけで防寒対策として活用できます。

 

赤ちゃんは基本的に体温が高いため、汗をかきやすい。寒い時期だからといって大人のように厚手の服を着るとそれはそれで汗をかいてしまう原因にもなりそうです。

基本は、薄手の生地の服を重ね着させることで調整する方がよいという結論に達しました。寒い時はさらに、ブランケットなどをかけてあげたら十分ですね。

まとめ

最低限! を意識して準備してきたつもりなので、相当荷物を減らせています。

これで困るようなら、そのときは家族にお願いして持ってきてもらえばいいかな。

今回用意した物は、

出産前に自分で持っていくバッグ
これは本当に必要最低限の物が入っていればよい。

 

入院中パパや家族に持ってきてもらうバッグ
自分で持ってきたもの以外に入院生活1週間くらいで使うものを入れてある。

 

退院時に必要なバッグ
赤ちゃんが着て帰るくらいのもの

のように荷物を3つのバッグです。
バッグを3つ用意は大変という方は、大き目のビニール袋でももちろんOK。

 

出産は、ママと赤ちゃんが主役になります。
お腹に赤ちゃんを宿したときから母親としての自覚が芽生えますが、パパはそうでないことも多いです。
なので、パパとも「自分たちの子ども」が生まれてくるんだという意識を共有したいですよね。

そのためにも、出産の準備をママが全部やってしまうのではなくて、役割分担をするとか、たくさんおしゃべりして、ママが喜んでいることや大変なことを共有したりするとかが大切だと思いました。

 

タイトルとURLをコピーしました